出版社内容情報
あらゆる意味で曲り角にきた日本。この国の本質は一体何なのか。無類の歴史通がさまざまな事例をあげて説いた示唆に富んだ日本人論
内容説明
革命をおこした国は倨傲になる。特に革命で得た物差しを他国に輪出したがるという点で、古今に例が多い。明治の日本人には朝野ともにその意識がつよく、他のアジア人にとって不愉快きわまりないものであったろう。―この国の歴史のなかから、日本人の特性を探り出し、考察することによって普遍的なものとはなにかを考える。
目次
戦国の心
ドイツへの傾斜
社
室町の世
七福神
船
秀吉
岬と山
華
家康以前〔ほか〕
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