文春文庫<br> 功名が辻 〈1〉

文春文庫
功名が辻 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p
  • 商品コード 9784167105174
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ボロボロ伊右衛門──うだつの上らぬこの侍に、これはまたとびきり賢い嫁が来た。戦国時代、婦唱夫髄で大国土佐の国守にのし上った山内一豊夫婦の痛快無比の物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

51
うだつの上がらぬ武士、伊右衛門のところに美しい女性、千代が嫁いでくる。千代に助けられ、伊右衛門は出世街道を歩み始める・・・。二巻へ。2016/01/05

おざ

16
お客さんから借りたのもあり、わりかしハイスピードで読んでるシリーズもの第1巻。 もともと日本史やドラマなどで戦国時代の背景の知識がある程度ある分、すっと入り込むことができました。 信長につかえていた頃の秀吉の部下山内一豊とその妻が主となるストーリー。 妻の能ある鷹は爪隠す感がとにかくすごい。早速2巻進んで一気読みしたいと思います!2017/11/14

Kawai Hideki

8
愚直さだけが取り柄の織田信長の家臣、山内一豊が、聡明な妻・千代に上手に操られながら、50石の最下級武士から土佐24万石に成り上がっていく物語。戦場の中で2人の家来と泥だらけ、血まみれになりながらも、「功名、功名、・・・」と手柄を求めてかけずり回る姿に、なんとなく、現代のベンチャー起業家の姿が重なって見えた。一豊自身の泥臭く、時に格好悪い戦い方に対し、千代のプロデュース力で一気に家臣団から一目置かれる存在になる「黄金十枚」のエピソードなど、対照的なキャラクターの夫婦の二人三脚ぶりが面白い。2013/01/22

とんねるぷー

5
司馬遼太郎氏の著作は初読みです。氏は大変勤勉な方ですしさぞ重厚で骨太な文章であるかと思いきや、とても端的な文章を綴られる方で驚きました。賢い妻と愚直な夫との対比、また男女互いの心情の違いを的確に描写する作者の観察眼は素晴らしいです。随所に書かれる作者の語りも茶目っ気があって良いですね。2巻以降も楽しみです。2014/10/30

響霞

5
図書館で借りました。大河ドラマになってたな。位しか知らないし司馬遼太郎は読んだことが無かったので読んでみました。面白かったです。千代は凄い賢い女性ですね。中々そんな人いないですよね。いいように操られてる一豊が可愛いです。続きも楽しみです。2012/12/11

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