文春新書<br> 西洋の敗北と日本の選択

個数:
電子版価格
¥950
  • 電子版あり

文春新書
西洋の敗北と日本の選択

  • ウェブストア専用在庫が4冊ございます。(2025年10月18日 21時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166615070
  • NDC分類 302.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

 英語版以外の25カ国で翻訳され、日本でも累計9万部のベストセラー『西洋の敗北』の著者、エマニュエル・トッドの最新作。
〈私の多くの予言のなかでも「西洋の敗北」は、最もすぐに実現したものです。しかし「西洋の敗北」が具体的にどんな形をとるかは予言していません〉とトッド氏自身が述べているように、問題は、「西洋の敗北」がどんな形で現れるかだ。
 すでに起きているウクライナ戦争、イスラエル・イラン紛争、トランプ関税、米欧の分裂と対立は、いずれも「西洋の敗北」が現実化したものである。
 さらに今後、起きるのは、NATOの決裂か? ドル基軸体制の終焉か? 米国覇権の崩壊か? そして日米同盟はどうなるのか?
 「西洋の敗北」「西洋の分裂」を受けて、日本はどうすればよいのか?
 トッド氏はこう指摘する。
〈日本がかなり困難な状況にあることは間違いありません。米国が当てにならないなかで、中国と対峙しなければならないからです。
 現状で私がお勧めしたいのは、欧州と米国のヒステリーに極力関わらず何もせずに静観すること、しかし密かに核武装を進めることです。
 米国が自国の核を使って日本を守ることは絶対にあり得ない。核は「持たないか」「自前で持つか」以外に選択肢はないのです〉


【目次】

序 日本の読者へ
1 米欧の分裂と日本の選択
2 真の脅威はロシアではなく米国だ
3 日本は欧米とともに衰退するのか(成田悠輔氏との対談)
4 “支援”することでウクライナを“破壊”した米国
5 イスラエルは神を信じていない――ガザ紛争の行方
6 ロシア・ハンガリーより愛をこめて
7 危険なのはイランより米国とイスラエルだ

内容説明

英語以外の25カ国語で翻訳が決定した世界的ベストセラー『西洋の敗北』の著者最新作。ウクライナ戦争、イスラエル・イラン紛争、トランプ関税、米欧の分裂が意味するのは「西洋の敗北」だ。今後、起きるのは、NATOの決裂か?基軸通貨ドルの終焉か?そして日米同盟は?

目次

1 米欧の分裂と日本の選択
2 トランプは「敗北の大統領」となる
3 日本は欧米とともに衰退するのか 成田悠輔×トッド
4 ウクライナを“支援”して破壊した米国
5 イスラエルは神を信じていない
6 ロシア・ハンガリーより愛をこめて
7 危険なのはイランより米国とイスラエルだ

著者等紹介

トッド,エマニュエル[トッド,エマニュエル] [Todd,Emmanuel]
1951年生まれ。フランスの歴史人口学者・家族人類学者。国・地域ごとの家族システムの違いや人口動態に着目する方法論により、『最後の転落』(76年)で「ソ連崩壊」を、『帝国以後』(2002年)で「米国発の金融危機」を、『文明の接近』(07年)で「アラブの春」を、さらには16年米大統領選でのトランプ勝利、英国EU離脱なども次々に“予言”(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件
評価

akky本棚

評価

ヒロの本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

31
新しい視点を与えてくれる。西洋の敗北とは、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルの暴挙はどう捉えればいいのか。いわゆるテレビのニュース報道とは異なる視座。いよいよ世界秩序が書き換えられる時がきた。日本はどう立ち回るべきなのか。米国の属国、米国の庇護や核の傘の欺瞞。言いたいことをズバッと言うところはアリかな2025/10/17

チャーリブ

27
いくつかの雑誌に寄稿されたもの(成田悠輔との対談が一番面白い)をまとめたもの。著者の地政学(or人類学)的解釈によるとウクライナ戦争で敗北したのはアメリカと(その属国である)ヨーロッパであり、そして「アメリカ帝国」はブラックホールのように自壊していくプロセスにあると。これは西欧世界では全く異端の考え方で中世ヨーロッパなら彼は火あぶりだろう。幸い現代の民主主義のおかげで『西洋の敗北』は英語に翻訳されないという「禁書」程度で済んでいる。著者は親日家だというが、失意の欧米知識人には心地よい風土なのだろう。2025/10/16

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

9
▼同じ著者による「西洋の敗北」の内容を前提としつつ、日本人に向けた提言を凝縮しているのがこの本だ▼フランス人で著者はユダヤ人の血が入ったカトリック信徒。この立場を複雑なものだとして語っている▼日本は独立を守るために核武装すること、また米国追随をやめ、超大国の紛争に関わらないことを勧めている▼著者はロシアやイランの歴史と政治的姿勢を肯定する。米国に追随する国々の好戦的態度を非難している。その点からも、この本を眉唾物として見る立場もあるだろう。しかし、公平に世界情勢を評価するということに資する一冊だと感じた。2025/09/30

funuu

5
フランスでは鈴木宗男や佐藤優扱いの人みたい。 日本の本ではロシアはもう戦車の補充ができない等プーチンは追い詰められている等がほとんど。  著者はプーチンはすでに勝利しているとの事。モスクワへ行ったがすごく繁栄していたとの事。兵士は犯罪者や地方の貧困地域から来てるのか?謎? 日本も核武装した方がいいと言うが、核武装計画したら 即ウランを止めてられるのが現実。 やはり左派上から目線の人。 知性がなければ人にあらず。わかるがトランプ大統領なのは現実。2025/09/29

マーク

3
37 斬新な視点❗️考えさせられるポイント多い。ロシア、イラン、トランプ、ウクライナ。前半は理解しづらい箇所もある 西洋の敗北=米国覇権による西洋世界の崩壊 ⚫︎ウクライナ戦争はロシアと米国の戦争 元々ウクライナには戦う力無し⇨米国が負けたことを隠すショー。敗者が負けを装うために仲裁者面をしている ジョージア、ウクライナのNATO化がロシア侵攻の原因 ⭕️核の傘は幻想。自国が反撃を受ける危険を犯して、他国防衛のために保有国が核を使うことはない⇨日本は隠れて核の準備すべき⁉️ 対ロシア関係改善=中国牽制 2025/10/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22848936
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品