文春新書<br> 高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 予約
  • 電子版あり

文春新書
高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン

  • ご予約受付中
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ◆通常、発売日にウェブストアから出荷となります。
    ◆指定発売日のある商品は発売前日にウェブストアから出荷となります。
    ◆一部商品(取り寄せ扱い)は発送までに日数がかかります。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆表示の発売日や価格は変更になる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
    ◆ご予約品は別途配送となります。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ シンショ判/ページ数 256p
  • 商品コード 9784166614974
  • Cコード C0295

出版社内容情報

圧倒的取材力!親族の新証言、晩年の衝撃写真も収録し、高容姫の激動の人生を追うノンフィクション

北朝鮮の最高指導者、金正恩総書記の母である高容姫は、大阪で生まれ、鶴橋のコリアタウンで育った。北朝鮮に「帰国」したあと、その美貌でトップレディの座を射止め、故金正日総書記との間で金正恩をはじめ2男1女を産み、育てた。
だが、北朝鮮では誰でも彼女のことを知っているのに、口にするのはタブー中のタブーだ。そもそも金正恩自身、公の場で自分の母親については一切話していない。
過去には彼女を「朝鮮のオモニ(母)」として偶像化する映像が作られた。しかし、映像は封印され、密かにコピーされたものが北朝鮮の庶民の間に広まっている。
なぜ、高容姫は北朝鮮の歴史から抹殺されてしまったのか?
それは彼女が在日コリアンの出身であったからだ。日本から北朝鮮に帰国したコリアンたちは低い身分に置かれ、スパイの可能性が高いとして厳しい監視下に置かれていた。
しかも彼女は金正日の正妻ではなく愛人であった。
金正恩にとってかけがえのない母親は、彼の「最大の弱点」でもあるのだ。だからこそ、高容姫の生涯は謎に包まれてきた。
そんな高容姫について、著者は粘り強い取材で謎を解き明かしてゆく。
日本にいる「金正恩の伯父」に初めてインタビューし、高容姫の複雑な家族関係を直接語ってもらっている。日本で住んでいた家も初めて特定できた。
北朝鮮に「帰国」するために高容姫の乗った船が、新潟港を出発する写真も入手した。容姫がまだ幼い正哲、与正とともに写った貴重なショットもある。
高容姫は晩年、乳がんを患いパリの病院で治療を受けていた。その時の写真も関係者から入手した。晩年の面影は、驚くほど現在の正恩にそっくりだ。これらの写真には、金正恩も無関心ではいられないだろう。
高容姫は日本での生活を懐かしみ、個人的に日本にお忍び旅行にも来ている。子どもたちには日本のことを話し、日本語を教えていた。正恩にとって日本は「千年の宿敵」などではなく。「親族が住む隣国」である。その深いつながりは、日朝の今後を考える上で、貴重な接点になる可能性もある。


【目次】

最近チェックした商品