出版社内容情報
日本は衰退している、多くの課題を抱えて打開策が打てなくなっている、と考えている人は多いでしょう。たしかに人口減少、一人当たりGDPの低下、生産性の低さ、向上しない女性の地位など、先行きに不安を感じさせることばかりです。しかし、これらの課題の中にこそ、「日本の伸びしろ」がある。それが出口流の「逆転の発想」です。
資源のない日本が豊かであり続けるためには、モノと人と情報を活発に動かしていくほかありません。本書では、具体的な課題を「伸びしろ」に変える方策を提示します。本書の執筆過程で、脳出血に見舞われた出口さんは、一年のリハビリを経て、学長の職務に復帰しました。本書は復帰後初の日本社会への提言でもあります。
内容説明
「未来に期待できない」「希望が持てない」―問題だらけの日本だから、どうしても悲観論を口にしがち。しかし、現状は一点突破で変えられる。「好きなことにのめり込む」「女性を主役に」「留学生を増やす」「パートタイマーに厚生年金を」―明快・出口流「明るい社会への道」。
目次
第1章 日本の伸びしろはどこにある?
第2章 好きなことを学ぶ高学歴社会に
第3章 人口減少を止めなければ国力は戻らない
第4章 働き方を変えれば生産性は上がる
第5章 移民を迎え入れた日本は強くなる
第6章 女性が生きやすいと経済は成長する
第7章 社会保障改革という伸びしろ
第8章 最大の伸びしろは「選挙」にあり
著者等紹介
出口治明[デグチハルアキ]
立命館アジア太平洋大学(APU)学長、ライフネット生命保険株式会社創業者。1948年、三重県に生まれる。京都大学法学部を卒業後、日本生命保険相互会社に入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、2006年、退社。ライフネット生命社長、会長を務め、2018年より現職。2021年1月に脳卒中を発症、約1年の休職の後、校務に復帰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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