出版社内容情報
足に合わない靴をはいていると、足の骨格が崩れ、腰、ヒザ、股関節にも悪影響が。人生一〇〇年時代、足腰の健康は正しい靴選びから。靴ひもをほどかず、そのまま靴に足を入れる。
スポッとかかとが抜ける靴を履く。
靴ベラを使わず、かかとを踏みつぶすようにして革靴を履く。
「歩きやすいから」と、大きめの靴を履く。
これらはすべて、やってはいけないNG行為。健康に悪影響を及ぼす可能性のある、危険な靴の履き方、選び方なのです。
靴の選び方を誤り、合わない靴――きつい靴はもちろん、大きめの靴もNG――をはいていると、足の骨格の崩れを招き、外反母趾や巻き爪など、足のトラブルにつながります。足はからだ全体を支える土台なので、足ばかりか腰痛、膝痛、肩こりを招いてしまいます。
そして年をとり筋力が衰えてくると、歩行や日常生活にも支障が出て、最悪の場合、寝たきりの引き金になってしまうのです。
では、みなさん、正しい靴を選ぶために、自分の足の正しいサイズを知っていますか? 長さだけではありません。ワイズと呼ばれる足の幅や、太さも重要なのです。
ではサイズを測れば問題解決! というわけにはいきません。なぜなら、靴売り場には限られたサイズしか売られていないため。「自分にぴったりの靴」「ラクに歩ける靴」を探しているのに、そのニーズが満たされないのはなぜか。そこには靴メーカーの事情が見え隠れ。
その結果、「幅広でゆったり、歩きやすい靴」という、健康面からはとんでもない宣伝がとびかうことになるのです。
交通事故による股関節の手術とリハビリを経て、足と靴の健康に目覚めた著者が、「足病学」の知見を取り入れ、間違いだらけの靴選びと、自分に合った靴を見つけられない現状に警鐘をならします!
かじやますみこ[カジヤマスミコ]
著・文・その他
内容説明
その靴、足に合っていますか。大きめの靴は身体に悪いと知っていますか。合わない靴を履いていると、足の骨格が崩れて、外反母趾など足のトラブルばかりか、腰痛や膝痛、肩こりを招くことに。糖尿病患者は下肢の切断を招くリスクも。人生一〇〇年時代、健康は正しい靴選びから。
目次
第1章 あなたの足は健康ですか?
第2章 すべては足のアーチの崩れから
第3章 合わない靴は万病のもと
第4章 足にいい靴が見つからない理由
第5章 “ぴったりの靴”を探し求めて
結びにかえて
著者等紹介
かじやますみこ[カジヤマスミコ]
ノンフィクション作家、放送作家。神戸大学卒業後、テレビ局制作部勤務を経て、ニューヨーク大学大学院で修士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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