出版社内容情報
初めて明らかにされた幼少期、軍部への抵抗、開戦の決意、聖断、そして象徴としての戦後。1万2千頁の記録から浮かぶ昭和天皇像。
最強メンバーは1万2000ページに及ぶ
激動の記録をどう読んだか?
初めて明らかにされた幼少期、軍部への抵抗、開戦の決意、聖断に至る背景、
そして象徴としての戦後。天皇の視点から新しい昭和史が浮かび上がる。
第一章 初めて明かされる幼年期の素顔
第二章 青年期の栄光と挫折
第三章 昭和天皇の三つの「顔」
第四章 世界からの孤立を止められたか
第五章 開戦へと至る心理
第六章 天皇の終戦工作
第七章 八月十五日を境にして
第八章 ?記憶の王”として
内容説明
87年の生涯にわたり、日々の動静を克明に記した「昭和天皇実録」。史実として認められたことがある一方で、書かれなかったことも。昭和史の知識と経験が豊富な4人が、1万2千ページの厖大な記録に挑む。
目次
第1章 明治三十四年~大正元年―初めて明かされる幼年期の素顔
第2章 大正十年~昭和十六年―青年期の栄光と挫折
第3章 昭和六年~昭和十一年―昭和天皇の三つの「顔」
第4章 昭和十二年~昭和十六年―世界からの孤立を止められたか
第5章 昭和十六年―開戦へと至る心理
第6章 昭和十七年~昭和二十年―天皇の終戦工作
第7章 昭和二十年~昭和二十二年―八月十五日を境にして
第8章 昭和二十年~昭和六十三年―“記憶の王”として
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5(1930)年、東京都生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任
保阪正康[ホサカマサヤス]
昭和14(1939)年、北海道生まれ。ノンフィクション作家、評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。同志社大学文学部卒業。2004年、昭和史研究の第一人者として菊池寛賞受賞
御厨貴[ミクリヤタカシ]
昭和26(1951)年、東京都生まれ。東京大学名誉教授。東京大学先端科学技術研究センター客員教授、政治学者。東京大学法学部卒業。TBSテレビ「時事放談」の司会も務める
磯田道史[イソダミチフミ]
昭和45(1970)年、岡山市生まれ。静岡文化芸術大学文化政策学部教授、歴史学者。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。NHK BSプレミアム「英雄たちの選択」の司会も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
ちさと
James Hayashi
たかぴ
おくてつ