感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にいたけ
34
四書五経の中のひとつ「礼記(らいき)」。「礼」は中国古代では社会生活上の規範だけでなく、政治、宗教等広い範囲に関わっている。その48篇の中から特長的な文を抜粋し、訳と解説を加えている。学ぶとはどういうことか、学ぶ姿勢はどうあるべきかを示す「学記篇」が面白かった。後半は孔子の言葉が多く、論語を読んだ方が良くないかと思ってしまった。読書会課題本。昭和48年初版のロングセラー本。2024/05/15
アトリエことら
3
弓道場にて、ひたすら読んだ一冊2011/06/10
dexter4620
0
紀元前50年ごろに立てられたという四書五経の中の一冊。五経であり、経書に分類される。本文では、大学や論語など四書の内容もまとめられ、訳文に加えて著者の下見氏の解説があるものありがたい。父母や目上のものを大事にする事、他者には自分より知識がある人と意識して接する事など、縁のある人々への接し方が印象に残る書だった。2024/05/07