文春新書<br> 全日本プロレス超人伝説

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文春新書
全日本プロレス超人伝説

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166609819
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0295

出版社内容情報

馬場と猪木の本当の仲、鶴田の驚異のタフネスぶりのほか、デストロイヤー、ブッチャーら外国人レスラーのリング外の素顔も満載。

全日本プロレスを代表する13人のスターを、東京スポーツの名物プロレス記者として鳴らした著者が描く傑物列伝。彼らのマットでの活躍はもちろんのこと、御大ジャイアント馬場が海外に太いパイプを築けた秘訣、三沢光晴に負けてふさぎ込んだ??完全無欠のエース?<Wャンボ鶴田、ザ・デストロイヤーと一緒にやった筋力トレーニング、行儀の悪い外国人レスラーを一喝したレフェリーのジョー樋口など、現場取材40年の著者にしか書けない秘話が満載。アブドーラ・ザ・ブッチャー、三沢光晴、小橋健太、大仁田厚、ファンクス、スタン・ハンセン、天龍源一郎らとのリング外の交遊録も一読の価値があります。

内容説明

馬場の「32文ロケット砲」完成秘話、岐阜の病院に極秘入院した鶴田、妻に逃げられたデストロイヤー、乱闘で警察沙汰となったブッチャー…初めて明かされる超人たちの素顔。

目次

ジャイアント馬場 王道プロレスの牽引者
ジャンボ鶴田 完全無欠のエース
ザ・デストロイヤー 「日本のレスラー」になった魔王
アブドーラ・ザ・ブッチャー 血染めの凶器使い
ミル・マスカラス 千の顔を持つ男
大仁田厚 ジュニアヘビー級の尖兵
ザ・ファンクス テキサス・ブロンコの心意気
スタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ 不沈艦と超獣「最強コンビ」
ザ・グレート・カブキ 毒霧噴く“東洋の神秘”
三沢光晴 男気のファイター
小橋建太 病魔に勝った鉄人
天龍源一郎 不滅の負けじ魂
ジョー樋口 厳しく優しいプロレスの番人

著者等紹介

門馬忠雄[モンマタダオ]
1938(昭和13)年、福島県生まれ。日本大学藝術学部卒。62年東京スポーツ新聞社に入社。一般スポーツ担当として東京五輪を取材した後、プロレス担当となる。70年代からは、「国際プロレス」(現テレビ東京系)をはじめテレビ等でも解説者として活躍する。東京スポーツで運動部長、編集委員を歴任した後、86年に退社。以降はフリーのプロレス評論家として、「Number」や「東京中日スポーツ」(中日スポーツ)等にプロレス批評を寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

41
著者のプロレスに対する熱い思いがビシビシと伝わってきた。懐かしい名選手のエピソードや選手との交流などが書かれている。ただ思いが熱すぎるのか超人の伝説よりも、むしろ出会った選手たちのことを振り返り興奮気味に感じた。それは悪いことではないが、選手ひとりひとりをじっくりと書いたほうがよかったのではないかと感じた。2015/03/06

むぎじる

40
ジャイアント馬場~天龍、ラストはレフェリーのジョー樋口。プロレスが最も熱かった時代の話やマニアックなネタが満載で、読み終わるのが惜しくてチビチビ読み進めた(笑)。選手としての人気は言うに及ばず、外国人レスラーを厚遇しプロモーターとしての才覚も発揮していた馬場。日本人に華麗な空中殺法を見せつけたミル・マスカラス。その技を使わない試合はないのでは?ラリアットの生みの親、「ウィ~!」と言えばスタン・ハンセン。若くして亡くなった大好きなブルーザー・ブロディ・・・タイムマシーンに乗って、この時代の熱さを感じたい。2015/02/05

ヨーイチ

38
文春新書からこの手の本が出ていたとは。筆者の言を借りればガチガチの猪木派だったのでこの人のはあまり読んだことが無かった。書き下ろし(昔の書き直しが多いのだろうが)なので最近の事情までフォローしてある。作者が全日本プロレス本なのにアンチ猪木派を繰り返すことが逆に全盛期の新日人気を表していると思う。考えて見ると新日、全日の引き抜き合戦とかで多くのプロレス者が額にシワを寄せて論じていたこと自体がブームを越えた現象だったのだろう。今となっては「恩讐の彼方に」って言葉がシックリくる。平成生まれの人には歴史であろう。2017/01/14

しゅうと

19
小学生の頃、全日本プロレス観ていました。読んでて懐かしい記憶が蘇りました。2021/10/29

剛腕伝説

18
全日本プロレス派だった記者のプロレス愛溢れる1冊。金に汚いA・ブッチャーがB・ブロディを騙し、その後ブロディから逃げ回っていたエピソードには笑った。わがままなM・マスカラスにジョー樋口が怒鳴りつけたエピソードも面白い。ジャンボ鶴田の最期、契約通りにファイトマネーを払わない猪木、ボロボロだった三沢の身体、時間にルーズだったD・ファンクJr等々興味深い話が多く楽しめた。2021/06/09

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