出版社内容情報
秋山好古、江戸川乱歩から白洲次郎、黒澤明、池波正太郎、リリー・フランキー、村治佳織まで。古今九十人のお酒にまつわる逸話満載。
この国でウイスキーづくりが始まって90年。その間、日本人は、それぞれの飲み方で、この酒を愛してきました。
例えば江戸川乱歩は、ウイスキーを置かない小料理屋に、ポケット瓶を忍ばせて通っていたとか。あるいは白洲次郎は、友人である英国の伯爵から樽を送ってもらい、ぬるい水割りで飲んだといいます。秋山好古から池波正太郎、黒澤明、リリー・フランキー、村治佳織まで古今90人の逸話で紐解くウイスキー愛飲史。
内容説明
この国でウイスキーづくりが始まって90年。その間、日本人は、それぞれの飲み方で、この酒を愛してきた。例えば江戸川乱歩は、ウイスキーを置かない小料理屋に、ポケット瓶を忍ばせて通っていたとか。秋山好古から村治佳織まで古今90人の逸話で紐解くウイスキー愛飲史。
目次
第1章 揺籃期(秋山好古―ウイスキーを存分に享受した最初期の日本人;吉田茂―土佐の定宿に残した飲みかけのオールドパー;鳥井信治郎―「やってみなはれ」精神で初の国産本格ウイスキーをつくった ほか)
第2章 発展期(黒澤明―酒豪の三船敏郎まで逃げ腰にさせた大のウイスキー党;源氏鶏太―高い品格を誇った酒場の横綱;吉田健一―酒のことは飲み続けているうちに酒が教えてくれる ほか)
第3章 爛漫期(開高健―名酒の名酒ぶりを知るには安酒を飲まねばならぬ;梶山季之―昼間の打ち合わせでも話がはずむと水割りを頼んだ;三浦哲郎―師の井伏鱒二と水割りを酌み交わし続けた ほか)
著者等紹介
矢島裕紀彦[ヤジマユキヒコ]
1957年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。編集者として、20世紀の「時の人」約6000人を収めた『現代日本人物事典』の刊行に携わる。その後、文筆に専念。文学、スポーツをはじめとする様々なジャンルの人間の足跡を追う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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