出版社内容情報
貝原益軒、白隠禅師から猿法語まで。当代きっての「養生の達人」が江戸の先達たちに学んだ「攻めの養生」の極意を惜しみなく伝授。
内容説明
「養生」とは、文字通り「生命を正しく養うこと」。タバコや酒をやめるとか、玄米を食べるとかといった単なる「健康法」や「長寿法」とは一線を画している。当代きっての「養生の達人」である著者が、江戸の先達たちに学んだ極意をわかりやすく伝授する。
目次
第1章 守りの養生から攻めの養生へ
第2章 貝原益軒の『養生訓』は単なる健康法にあらず
第3章 白隠禅師の呼吸法とイメージ療法
第4章 佐藤一斎『言志四録』に見る死の覚悟
第5章 武蔵、昌益、宣長たちの思想
著者等紹介
帯津良一[オビツリョウイチ]
1936年埼玉県生まれ。1961年東京大学医学部卒業。東京大学医学部第三外科、都立駒込病院外科医長などを経て、1982年埼玉県川越市に帯津三敬病院を開設し院長となる。西洋医学に中国医学、気功、心理療法などをプラスしたホリスティック医学の治療法を実践している。現在、帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会会長、日本ホメオパシー医学会理事長。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
2
文章が読みやすく、興味をもって読めました。攻めの養生が印象的です。2019/12/24
yoshiboy
0
様々な賢人の言葉を例にわかりやすく、養生、死生観を活き活きと書かれている。著者の生活リズムにも驚いた。80近いのに毎日午前2時半に起きて病院に行って気功をして仕事をする。夕方6時半にはお酒を飲んで1日をリセットして帰る。病院の仕事以外に講演などで休みはなし。素晴らしい。まさに僕が目指したい生涯現役の姿!後、四章で著者が「人間の本質は悲しみだ」と言っているのが印象的。先ずは自分。そして次に他人の中にある悲しみを認め敬う。無理してプラス思考に、振る舞う必要はない。僕もそういう生き方をしていきたい2015/01/18