出版社内容情報
紅茶キノコの仕掛け人だった医療ジャーナリストが自らの体験を基に明かす民間療法の真実。これさえ読めばもう騙されない！
内容説明
「なんとなく身体にいいから」、「他に治療法がないから」と、つい手を出してしまいがちな民間療法や健康食品。しかし、中には思わぬ健康被害を及ぼすものも。健康雑誌の元編集長が、医学的なデータを駆使してそれらを徹底検証する。
目次
第１章 「紅茶キノコ」ブームの裏側
第２章 健康雑誌のからくり
第３章 漢方は効くのか
第４章 がんとアガリクス
第５章 黒酢、コラーゲン、グルコサミン
第６章 花粉症とアトピー対策
第７章 民間療法が「効く」理由
第８章 民間療法の見分け方
著者等紹介
蒲谷茂［カバヤシゲル］
１９４９年神奈川県生まれ。医療ジャーナリスト。立教大学卒業後、健康雑誌『壮快』の創刊に関わり、８年後に独立。多くの医療・健康に関する書籍や雑誌の編集・執筆、テレビの企画・制作にも携わる。１９９５年『大丈夫』（小学館発行の健康雑誌）の創刊編集長に就任。その後も、３０年以上にわたる経験や人脈を生かし、正確で安心できる医療情報、健康アドバイスをし続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
53
元々、健康雑誌の編集長だった著者がフラットな姿勢で健康食品とか民間療法について述べている。文章も読みやすく、納得の出来る内容だった。民間療法を頭ごなしに駄目と決めつけるわけではなく、プラセボ効果など脳や心理に働きかける部分もあることや、その反面、体を害するものである可能性もあることなどが述べられている。読みやすいので、人にもオススメしやすい。2016/10/14
ユウユウ
1
☆３2024/08/16
スパゴー
1
元健康雑誌の編集長が書かれたとの事で期待してましたが…知ってる事の方が多かった。『壮快』への恨み節が鼻についてしまいました。2014/08/12
ひろただでござる
1
時間の無駄でした。2013/12/21
最終バック九番手
0
前半は健康雑誌群の基礎を作ってしまったザンゲと現在の健康誌業界への苦言で中盤からはいろんな健康食品の検証が行われている…弱っている人へつけ込んで自分たちの利益を得る健康食品業界で働く人たちってどういう神経をしてるんだろうか…参考文献：あり…第１刷発行：２０１１年９月２０日…本体７３０円2012/02/29
