文春新書
世界130カ国自転車旅行

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166607839
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0276

出版社内容情報

日本を離れて気がつけば12年、僕は自転車で世界を2周していた。使ったお金は年間たった60万。デフレなど吹き飛ばす面白体験記。

内容説明

日本を離れて気がつけば11年3カ月、僕は自転車で地球を二周していた。雨の日も風の日も、ぬかるんだ道も砂漠の道も、パンクを300回以上繰り返しながらペダルを漕いだ。そして親切な人々との出会い…植村直己冒険賞受賞のサイクリストによる感動体験記。

目次

第1章 自転車世界一周への道
第2章 おいしい警察・こわい警察
第3章 自転車旅の魅力
第4章 世界は親切な人でいっぱいだ!
第5章 自転車旅の事件簿
第6章 世界の有名人めぐり
第7章 たった一度の恋
終章 旅の終わり

著者等紹介

中西大輔[ナカニシダイスケ]
1970年兵庫県川西市生まれ。1988年兵庫県立川西北陵高等学校卒業後、追手門学院大学入学。在学中ニューサイクリング部に所属し、アメリカ合衆国横断サイクリングなど5回の海外サイクリングを敢行。卒業後大手建設会社で5年9カ月間働いた後世界一周サイクリングに出発。130カ国、15万キロを11年かけて走る。2009年10月に帰国し第4回地球体験ペダリアン大賞、2009植物直己冒険賞を受賞。JACC(日本アドベンチャー・サイクリストクラブ)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たらお

24
28歳から39歳までペダルを漕いで11年。アメリカでジェットストリームの洗礼。ナミビアでハイエナに囲まれる。ケニアでマラリア発症。英国で自殺の瞬間を目撃。オマーンの砂漠50℃の砂嵐を疾走。といった煽り文に惹かれての読書。就職して6年でためた1000万円で11年間自らの足を使って世界を自転車で旅をする、その心意気は凄いと思うが、その後の生計はどうなるのだろうという不安は他人事ながら拭いきれず・・・。冒険家であること、夢に生きるということは相当な犠牲を伴うもの。夢のある話にそんなこと言っちゃ興ざめか。2017/12/10

ロッキーのパパ

6
自転車で130カ国訪問したのもすごいけど、700万円で11年間旅行できた方にもっと驚きを感じた。これだけすごい旅をしてきた割には本書のボリュームが少ないような気がした。でも、たとえこの何倍もの旅行記を読んだとしても、著者の旅を完璧に追体験できる訳じゃないし、よく考えると旅の雰囲気を味わうには本書ぐらいの量でちょうどいいかも。それにしても、世界1周とはいわないけど、自転車で北海道1周ぐらいはチャレンジしてみようかな。2011/01/07

greg

3
読み始めた日曜日1日で読了。内容は思い出と記録。憧れの旅程。2016/01/17

lop

3
他の自転車世界一周も面白いがこの本は格が違いました。年数はもちろん、登山だったり一ヶ所の滞在だったり、人とのつながりだったり、著名人にあうことだったり、ただの世界一周ではなかった!旅人ってなんだよ?と思ってましたがこういう人を旅人というんだと思いました。もっと細かく読んでみたいです!2014/02/03

ちいくま

2
今まで結構な数の世界一周モノを読みましたが、多分ダントツで「良き思い出ばかり」の旅行記ではなかったかと。著者の人柄の為せるワザなのか、過ぎてしまえば良い思い出なのか。とにかく11年世界2周がすごすぎて想像できない…2022/02/20

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