出版社内容情報
2巻では、現在の世界の混迷を予言したかのような「ヨハネの黙示録」までを収録。人類最大の物語を佐藤優氏のナビゲートで読み解く。
内容説明
イエスの死後、キリスト教はいかにして広まったか。回心したパウロの役割は。黙示録に著された国家の恐るべき姿とは。今を生きるわれわれにとって尽きせぬヒントが、聖書には書かれている。
目次
教祖イエスと開祖パウロの物語―序文にかえて
反知性主義の宗教としてのキリスト教―「使徒言行録」案内
使徒言行録
「わたしの肉には、善が住んでいない」―「書簡集」案内
書簡集
二つの怪物、それは国家―「ヨハネの黙示録」案内
ヨハネの黙示録
わたしは如何にしてキリスト教徒になったか―私の聖書論2
もっとキリスト教を知りたい人のために―あとがき
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了。著書に『国家の罠』(新潮社、毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮社、新潮ドキュメント賞と大宅壮一ノンフィクション賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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