出版社内容情報
文豪、政財界人、幕末維新の志士から、スポーツ選手、芸能人まで、日本の著名人400余人の命名を徹底調査した「名づけ事典」。
内容説明
親ならば誰しも、子供の名づけに頭を悩ます。さまざまな思いや願いを、その名前に託そうとするが故のことである。では、普段から文字や言葉に深い造詣と思い入れを持つ作家たちは、わが子にどんな名前を与えてきたのか。あるいは政治家、財界人、軍人、はたまた芸能人、スポーツ選手は?徹底調査533人!人名索引付き。完全保存版。
目次
第1章 作家編―「文豪も大いに悩んだ」
第2章 政治家・財界人編―「立身出世の願いを込めて」
第3章 学者・文化人編―「文字への独特のこだわり」
第4章 軍人編―「お国のために」
第5章 幕末・維新の志士編―「後世に託した思い」
第6章 芸能人・スポーツ選手編―「流行とともに」
第7章 名前と日本人
著者等紹介
矢島裕紀彦[ヤジマユキヒコ]
1957年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。編集者として、20世紀の「時の人」約6000人を収めた『現代日本人物事典』の刊行に携わる。その後、文筆に専念。文学、スポーツをはじめとする様々なジャンルの人間の足跡を追う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirokazu
4
2007年、新聞の訃報欄に「森樊須(はんす)」という北大名誉教授の名前を見つけた。「これって・・・もしかして」と思ったらやっぱり鷗外の孫。不謹慎にも「孫もかよ!」と心中突っ込んでしまいました。(樊須と命名したのは父・於兎(おと=オットー)氏だそうです) そんな明治の文豪・軍人・政治家から平成のタレント・スポーツ選手に至るまでの命名事典。変わった名でも昔の人のはなぜか納得できるけど、最近の変な、もとい、凝った名前には「納得できねー!」と思うのはなぜなんでしょうねえ。 2011/01/16
sasha
0
子供に「悪魔」って付けようとした親がいたのを思い出した。名前って言うのは、親からもらう最初の贈り物なのにな。名前にも流行り廃りがある。近年は当て字なのか読み難い名前が増えた。平凡な名前でよかったと親に感謝したい。笑。2012/02/25
AiTaka_twi
0
★★★★☆2011/08/10