文春新書
定年後の8万時間に挑む

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  • サイズ 新書判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166606139
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

定年後退職後、人生に残された膨大な時間をどう生きるのか。挑戦を重ねる団塊取材から「定年後の生き方のヒント」を提示するルポ。

内容説明

サラリーマンが定年退職の後、人生に残された膨大な時間をどのように生きていくか。挑戦を重ねる全国各地の団塊世代への取材によって、「定年後の生き方のヒント」が見えてきた。

目次

序章 「八万時間」という財産
第1章 「自立型ライフスタイル」の模索(吸収合併の余波で会社を辞めるが―カリブの島で自信を取り戻す;娘の遺志を継いで夢は小規模施設の運営―試行錯誤のなかにこそ生きる姿がある ほか)
第2章 高収入と別れる日(生きたい生き方を目指す「第三の人生」―湯布院に移住して「里山」と生きる;夫婦で「終の住家」を探し求め―退職して描いた「シニア村」構想 ほか)
第3章 職域から地域へ、居場所の構築(高校の同級生が智恵を出しあった「溜まり場」は―地域社会活性の拠点となる;志ある仲間が自然と集まる―パソコン再生の「コミュニティ事業」 ほか)
第4章 生涯現役!仕事に生きる(退職後に取得した「マンション管理士」―収入半減も「辞めてよかった」;給料「四割カット」に外資系企業を早期退職―学生街にネットカフェを開業 ほか)

著者等紹介

加藤仁[カトウヒトシ]
1947年名古屋市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家として独立。“個”に立ち返った現役サラリーマンおよびOBたちの人生を精力的に取材し、幅広い分野において評伝やルポタージュを手掛ける。取材した定年退職者は3000人を超え、生活者の視点から新しい日本人論を展開。無名の人々の生活を見つめ、変わりゆく日本人の姿を描きつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。