内容説明
ローズ奨学金制度とは英国の帝国主義者セシル・ローズの遺言によって創設された留学制度で、毎年、旧英連邦を中心に世界各国から計八十八名の学生たちがオックスフォード大学で学んでいる。アメリカでは一九〇四年以降、すでに二千八百名以上の留学生が誕生、彼らの多くは、留学後、政界を中心に社会の各分野で活躍している。本書ではケネディ、クリントン政権における彼らの活躍を通して、アメリカ社会におけるエリートの意味について考えてみる。
目次
第1章 ローズ奨学金制度の創設(セシル・ローズの遺言;スポーツと男らしさの強調;セシル・ローズという男 ほか)
第2章 ローズ奨学金制度の飛躍と発展(定員に満たない合格者;急増した受験者;散々な評価 ほか)
第3章 ベトナム戦争とローズ奨学生(オックスフォードの刻印;ディーン・ラスクの成功;陸軍から国務省へ ほか)
第4章 クリントン政権とローズ奨学生(クリントンの生い立ち;究極のネットワーカー;ロバート・ライシュとの出会い ほか)
著者等紹介
三輪裕範[ミワヤスノリ]
1957年、兵庫県生まれ。神戸大学法学部卒業。在学中にサウスカロライナ大学留学。81年、伊藤忠商事入社。本社鉄鋼貿易本部、海外企画統括部勤務を経てハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。ニューヨーク経営企画部、経団連「21世紀政策研究所」主任研究員、伊藤忠商事会長秘書などを経て、現在、伊藤忠マネジメントコンサルティング(株)チーフアナリスト。著書に『通のアメリカ英語』『ハーバード・ビジネス・スクール』(丸善ライブラリー)、『ニューヨーク・タイムズ物語』(中公新書)がある
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