内容説明
投資信託が第四次ブームだという。長引く低金利、老後への不安を動機として、バブル崩壊後の「失われた十年」のあいだ眠っていた1300兆円にものぼる個人金融資産が動き始めているのである。けれども、その受け皿としての投信本来の特色は、売り手にも買い手にも理解されていない。無知による悲劇も跡を絶たない。401k年金プランの中核をなす、投資信託を知るための徹底ガイダンス。
目次
1章 盛り上がる投信ブームの陰で
2章 英国が産み米国が育んだ投信
3章 ファンドマネジャーの素顔
4章 アメリカの投信隆盛の秘密
5章 日本版ビッグバンと投信
終章 投資信託は第三の金融商品になれるか