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文春新書
法医解剖

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166601004
  • NDC分類 498.94
  • Cコード C0247

出版社内容情報

時には犯罪や保険金請求、相続などと係わる人の死に方について、死因究明や死後経過時間の推定など、法医学の現場を平易にあかす

内容説明

病死、交通事故死、溺死、焼死、圧死、窒息死、中毒死、転落死、落雷死、感電死、自然死、自殺、他殺、戦死…。人がいつ、なぜ、どのように死ぬのかは、保険金請求や相続、交通事故の処理や犯罪との関わりなどで、大切な意味を持つことがある。本書は、死因究明や死後経過時間の推定など、知られざる法医解剖の現場を、豊富な実例に則して平易に描き、制度やしくみも紹介。脳死や安楽死、尊厳死にも触れて、生死をめぐる人間模様を浮き彫りにする。

目次

第1章 ひとの「死因」
第2章 人体解剖における検査
第3章 犯罪と司法解剖
第4章 傷害の診断と鑑定
第5章 監察医の仕事
第6章 民事裁判と法医学
第7章 脳死と安楽死・尊厳死

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雑食奈津子

2
著者が実際に関わった事件を下敷きにすることもあり、深くのめり込める。人の死の定義は今後も様々な議論が重ねられると思うが、遺族も全員が全員善良というわけでもないはずなので、絶対にズルをする人が一定数いる。保険金のためは今後の生活のためと言い換えることもできるだろうが、それによって迷惑が被る人間がいることも考えなければならない。自分さえよければ、という考えは良くないなと自分自身にまず言い聞かせる。2018/12/18

アル中の魔女

0
法医学に関する知識から、解剖行政まで幅広い内容が書かれていておもしろかった。2011/05/26

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