出版社内容情報
弟二人は桜田門外の変で自刃。薩英戦争、戊辰の役を戦い、江戸城受け取りの大役を果たし「幕末風雲史そのもの」と称された男の生涯
内容説明
維新史の主役として、薩摩出身の海江田信義(有村俊斎)の名が語られることは少いかもしれない。しかし水戸の藤田東湖と西郷隆盛を引きあわせたのも、西郷とともに僧月照を鹿児島に送ったのも海江田である。志を同じくする弟二人は、桜田門外の挙に参加、自刃している。寺田屋事件では鎮撫役を命じられ、生麦事件では負傷した英国人の止めをさしている。薩英戦争、戊辰の役を闘い、江戸城受け取りの責任者となる。まさに「海江田の事歴というのは、幕末風雲史そのものであった」(司馬遼太郎『花神』)。明治三十九年に天寿を完うするまでの「維新を駆け抜けた男」の生涯を描く。
目次
第1章 江戸開城
第2章 有村四兄弟
第3章 安政の大獄
第4章 桜田門外の変と有村兄弟
第5章 公式合体と尊王攘夷
第6章 維新草創期の苦渋
第7章 新時代の中で
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