出版社内容情報
歌と踊りとストーリーと。この全てが一流であるが故に観る者を魅了してやまないアメリカ生まれの芸術の誕生から現在までを網羅
内容説明
つい口ずさみたくなる洗練された歌曲とエネルギッシュなダンスと、シンプルでありながらも胸をうつストーリーと。この三大要素に、近年では観る者を圧倒する大掛かりな舞台装置も加わって、ミュージカルはますます面白くなってきた。誰もが心から楽しめる、このアメリカ生まれの市民芸術の誕生から現在までを、わかりやすくまとめた一冊。
目次
第1章 ブロードウェイの力強い復活(1990年代)
第2章 ロジャーズ&ハマースタイン(始まり~1950年代)
第3章 ブロードウェイの黄金時代(1950年代~60年代)
第4章 ロンドン産ミュージカルの時代(1970年代~80年代)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuo Ebihara
2
出張中、読む本が無くなり、古本屋に飛び込み、 108円で購入した1999年の作品。 1980年代に夢中だったのは、著者が翻訳された ボブ・グリーンやマイク・ロイコのコラム集。 その井上さんが、ブロードウェイ・ミュージカルの歴史と、 作曲家、演出家、プロデューサーなどについて語った。 ニューヨークや東京で観た懐かしい舞台の製作秘話が満載。 オイシイ一冊となりました。 ファントムに キャッツ驚く ラウルかな 2016/01/10
🏝マリン🍀
1
★★★☆☆ どちらかと言うとミュージカルの作品よりはそれに関わった人物にスポットライトを当ててる感じ。知ってる人が出てきたら嬉しいし、結構知らん人も多かったけどへーと思いながら読んでた。 日本では浸透してないミュージカルの話も多かったと思う。 メモリーとかスーパースターみたいなミュージカルのナンバーが流行してた頃のアメリカ、いい時代だな〜羨ましい。2025/04/05
masa
0
今年9冊目、まあまあでした!2017/05/09
chikuwa34
0
ブロードウェイミュージカルの源流から20世紀末までの流れを掴むのにちょうどよかった。ただやはりミュージカルが題材だけに歌や振付を実際に見るのに越したことはない。自分はPBSのドキュメンタリー『Broadway: The American Musical』を併せて観たが、非常に相性がよかった。2015/08/30
Riko
0
図書館で借りた。2013/10/23