出版社内容情報
ゴルフの歴史を知らずともゴルフはできる。しかし、その歴史とコース設計概念を理解すればプレーは何倍もエキサイティングになる
内容説明
ゴルフにはいくつもの楽しみがある。第一は技術向上の楽しみ。第二は良いスコアが出るようになった時。第三は各地の名コースに挑戦する楽しみ。そして第四はゴルフを通して多くの友人ができることである。しかし、それ以上の楽しみは、ゴルフの歴史にまつわる諸々の知識を深めることである。ゴルフの起源やゴルフクラブの誕生、コースの設計思想の変遷についての理解が深まれば、第三、第四の楽しみも、より味わい深いものになっていくはずである。
目次
第1章 スチュアート王朝の時代
第2章 スコットランドのゴルフクラブ
第3章 イングランドのゴルフ
第4章 新天地アメリカ
第5章 アメリカン・ゴルフの発展
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mj
3
著者によれば、アベレージ・ゴルファーにとって、ゴルフには五つの楽しみがある。①クラブでボールを打つ技術習得の楽しみ。②その習得した技術を使って、良いスコアでコースを廻る楽しみ。③有名なコースを訪問してプレーする楽しみ。④ゴルフを通じて多くの友人ができる楽しみ。⑤ゴルフにまつわる諸々の歴史について知識を深める楽しみ。著者の経験では、⑤こそ最も大きな楽しみだそうです。本書は⑤についての本です。私個人的には歴史なんてどーでもいいじゃん、スコア上げたいよ、と思っています。夏坂健が聞いていたら確実にどつかれますね。2017/05/04
クァボチャ
1
ゴルフのコース設計がどれだけ考えて作られているかやゴルフの繁栄に関わった人達の苦労、生い立ちなど、ゴルフの歴史について書かれている。親から聞く話やゲームぐらいでしかゴルフを知らないが、そんなパーやボギー程度しか分からない私でも充分楽しめた。しかしやはり、ゴルフをやりこんでいる人にはこの本は最高に面白いんだろうなと思う。 登下校の通学中に電車でこの本を読んでると、おそらくゴルフ好きなのであろうサラリーマンのおじさん達が内容が気になるのかチラチラこの本に気を取られていることが多くて、それを見るのも楽しかった。2015/10/08