文春新書<br> 政官攻防史

文春新書
政官攻防史

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166600274
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

近代の日本史は「官」に対する「政」の権力奪取闘争の歴史である。55年体制という政官野合の時代が終り、再び対決の時代がやってきた

内容説明

明治以来の日本の統治は、「政」と「官」の攻防の歴史である。「藩閥官僚」に始まる「官」のエトスは、今に到るも明治以来の超然主義、「政」不信である。これに対して「政」は絶えず挑戦し、絶えず敗れて来た。そして軍・検察官僚がついにこの国を征圧した後、「官」は自家中毒を起こし、敗戦を迎える。そして戦後、五五年体制によって「政」を征圧した「官」は、再び静かな崩壊、自家中毒を起しはじめた。

目次

序章 「政」と「官」
第1章 前史―超然主義の誕生
第2章 星亨の挫折
第3章 猟官―隈板内閣の夢
第4章 山県有朋vs.星亨
第5章 暗殺―追いつめられた「官」
第6章 原敬の時代
第7章 逆転―新官僚の時代
第8章 五五年体制への道
終章 「無党派」は「官」党である

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