出版社内容情報
映像は人間に何を与え、何を奪ってきたか?脳内イメージと映像の不思議な関係を自らの臨死体験から解き明かした画期的映像論
内容説明
科学技術が二十世紀に生み出した映像は、短期間のあいだに信じられないほど精彩度を増し、たちまちのうちに「映像の世紀」をつくりあげた。本書は、映像百年の歴史を暗闇、物語、音楽との関係から明らかにするとともに、人類がその誕生以来たくわえてきた巨大な脳内イメージが映像とどのような関係をもつかを、自らの臨死体験から解き明かした画期的な映像論。
目次
第1章 暗闇との関係
第2章 現実との関係
第3章 言葉との関係
第4章 音楽との関係
第5章 物語との関係
第6章 未知との関係
第7章 内奥との関係
第8章 伝統との関係
終章 通信との関係