出版社内容情報
国運を飛躍させた明治帝の死を引継いだ大正時代、それは近代国家に脱皮する試練の時であり今改めて直視すべき要素に充つる。全五巻
内容説明
《平和》・《革新》・《デモクラシー》三大キー・ワードに集約される大正年間はその近代性の萌芽を如何にして枯渇させていったか。今日的課題を秘める全五巻の一。
目次
1 山県元老と陸軍に葬られた西園寺内閣
2 桂内閣誕生するも“大正維新”を求める声
3 民衆による倒閣“大正政変第二幕”
4 山本内閣成立から米国の「排日法」議会通過
5 中国の“外患”に「対支三案件」の強行突破
6 桂元老の死と桜島の大噴火
7 「シーメンス事件」と次期海相候補の召喚
8 山本内閣崩壊に首班指名が混迷
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