出版社内容情報
大国ロシアと鎖国日本の軋轢からカムチャツカに抑留された高田屋喜兵衛は、商人の身でありながら両国の関係改善のため懸命の努力をはじめる──感動の大長篇完結
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
16
【図書館】【速読】【再読】:日本とロシアの関係を再考するのには丁度良い入門編ではないかと思う。ウクライナに軍事侵攻中の許されざる行為をしているロシアが、北方四島で軍備増強中と云うのも気になるところ。2025/02/09
Book Lover Mr.Garakuta
12
【図書館】【速読】:高田屋嘉兵衛の壮絶なる怒涛の人生に感慨深いものを感じた。司馬遼太郎の様に作家として、本は書き残せないと思うが、彼に匹敵するほど愛書家になりたいと大きく出たいところだ。2022/09/08
ケン
1
嘉兵衛の考え方が仕事する事だけで出来上がった事に教育とはと考えてしまう。しっかりした人間を育む物は何か。持って生まれた才能がなければどうしようもないのか。2023/12/17
アンディ・ワイス
0
ゴローニンの解放で全三巻が終了。日本とロシアの間にこういう歴史的事実があったとは知らなかった。ロシアについては、隣国として日本人の意識の中でもっと大きな比重を占めるべきである。ロシアは決してヨーロッパの国ではない。2023/07/30
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