出版社内容情報
花神(一)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
18
【図書館】【速読】:幕末維新の頃の長州志士大村益次郎=村田蔵六の話。イネやシーボルトなど、当時の苛烈な人々を描いた作品で、当時血気盛んであった人々の暮らしぶりが良く分かる。2024/08/19
湯一郎(ゆいちろ)
4
『花神』あと少し。鳥羽伏見の戦いで錦旗が出るところまで。蔵六のキャラクターが面白い。あの肖像画でこのキャラで、イネとの恋愛が描かれるのはなんとも漫画チック。豆腐とお銚子2本で酒飲みたい。蔵六が亀の異称であるという豆知識も楽しい。にしても長州はやっぱり血気盛んなかんじでちょっと怖い。正義という概念が好きで、それを信奉するのは、やっぱりちょっと冷静ではいられないのかもしれない。そんな中、桂小五郎の落ち着きぶりが目立つ。るろ剣でも桂さんいい役だったしね。2018/11/13
ケン
2
天才とは?興味深く大村益次郎の生涯を追えそうだ。2022/08/12
しーふぉ
2
大村益次郎の生涯です。長州の田舎の医師の息子である主人公が、大阪の適塾で塾頭になる。その後、宇和島や幕府に認められ、長州に戻る。長州では、陸軍大臣のようなものとなり、幕府軍を追い払う。続く・・・2012/12/03
おりーぶ
2
万城目さんのエッセーで、絶賛されていたので読んでみました。恥ずかしながら司馬作品は初めて。。。歴史音痴というかほとんど興味さえ無かった私でしたが、なかなか楽しかったです。ページを開くともの凄い文字の量でちょっと退いてしまいますが、この作品を学生時代に読んでいれば・・・もしかすると歴史が得意科目になっていたかも!ま~その当時この作品を読もうなどとは夢にも思わなかったでしょうけど(^^ゞ2010/07/01