内容説明
「自分はプロでやっていける才能がある」と思ったことがなかった中村憲剛はなぜ18年間、第一線でプレーできたのか?J2のテスト生からサッカー日本代表へ這い上がった僕の「才能論」。天才じゃなくても勝つ方法はあるし、才能のかたちに限りはない。
目次
1 「才能」とは何なのか
2 天才少年はなぜ消える?
3 変わることを恐れるな
4 自分のやり方を探せ
5 ブレイクの理由
6 才能の方程式
著者等紹介
中村憲剛[ナカムラケンゴ]
1980年10月31日、東京都生まれ。東京都立久留米高等学校を卒業後、中央大学に進学。4年時は主将として関東大学サッカーリーグ2部優勝を果たし1部に復帰。2003年、テスト生として参加していた川崎フロンターレに正式加入し、04年にトップ下からボランチへコンバート。この年、J2で優勝し、J1に昇格した。06年、A代表に初選出される。同年、Jリーグベストイレブンにも選出され、以降5年連続を含め、計8回ベストイレブンに選出。10年、南アフリカワールドカップに出場。16年、歴代最年長の36歳でJリーグ年間最優秀選手賞を獲得した。21年に現役引退。国際AMUCHは68試合出場6得点(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
3
才能と成長: 才能の多様性ー全員に何らかの才能 自己成長の重要性ーあきらめずに続ける=才能の一部 技術: 基本技術の重要性 状況判断能力ーチームプレーの中での判断力 選手の育成と環境: 育成の難しさ 周囲の影響 思考と柔軟性: 考える力の重要性ー状況に応じて自分のプレースタイルを変える能力 柔軟な適応力 自分の武器: 得意分野の明確化 チームへの貢献 苦境を乗り越える力: あがき続ける力ー努力し続ける姿勢重要 経験からの学びー改善点を見出し続けるプロセス必要2025/01/26
ご〜ちゃん
1
「才能を磨くためには、自分を見つめることが大切です。書くことはその手段になるでしょう。(中略)自分の動きやチームのプレーなどを言葉や文字でアウトプットする言語化は、思考を整理することにつながります。」とある中で、中村憲剛さんは「サッカーノートはほとんど使いませんでした」とあり、どういうことかと思った。映像を大量に観ることと、プレーの再現性を高めていくための努力をしていたことがその後に書かれていて、アウトプットのためのインプットを行っていたのだと分かった。2025/02/05
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