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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163919034
  • NDC分類 557.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

灯台をゆけば日本の〈歴史〉と〈文化〉が浮かび上がる!

海と共に日本人の心に残る原風景の一つ灯台。現在、日本に約3,300基ある灯台は、船の安全を守るための航路標識としての役割を果たすのみならず、明治以降の日本の近代化を見守り続けてきた象徴的な存在でもありました。

建築技術、歴史、そして人との関わりはまさに文化遺産と言えるもの。灯台が今なお美しく残る場所には、その土地ならではの歴史と文化が息づいています。そんな知的発見に満ちた灯台を現代日本文学を代表する作家たちが訪ね、歴史的・文化的・地域的な価値を文学的な視点で綴った紀行集です。

「オール讀物」「クレアWEB」での好評連載中の企画をふんだんに撮りおろし写真を使って書籍化。

内容説明

その灯りは、日本の“歴史”と“文化”を照らしだす!美しい灯台を人気作家が旅した紀行集。

目次

門井慶喜
澤田瞳子
阿部智里
川越宗一
永井紗耶子
安部龍太郎

著者等紹介

門井慶喜[カドイヨシノブ]
1971年群馬県生まれ。2003年オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。18年に『銀河鉄道の父』で直木賞を受賞

澤田瞳子[サワダトウコ]
1977年京都府生まれ。2010年『孤鷹の天』でデビュー、同作で中山義秀文学賞、13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞、16年『若冲』で親鸞賞、21年『星落ちて、なお』直木賞を受賞

阿部智里[アベチサト]
1991年群馬県生まれ。2012年『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞しデビュー。以降続く「八咫烏」シリーズは、24年吉川英治文庫賞を受賞、NHKでアニメ化もされた

川越宗一[カワゴエソウイチ]
1978年鹿児島県生まれ。2018年『天地に燦たり』で松本清張賞を受賞しデビュー。20年『熱源』で直木賞、23年『パシヨン』で中央公論文芸賞を受賞

永井紗耶子[ナガイサヤコ]
1977年静岡県生まれ、神奈川県育ち。2010年「絡繰り心中」で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。20年『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で新田次郎文学賞、23年『木挽町のあだ討ち』で山本周五郎賞、直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

73
きょうさんのおすすめ本。6人の作家による(1人が1つのエリアの3灯台を巡る)灯台訪問記。巻頭・巻末にカラーの灯台の写真や各作家間に灯台の写真とデーターも記載されている。樫野埼灯台のエルトゥールル号遭難事件の人と人との暖かい交流を改めて確認。またナビの目的地からズレているが、いい波がある御前崎灯台も良いですね。灯台擬人化プロジェクトってのがあるのを初めて知った。2025/03/09

しげ

52
海とは無縁な街に住んでいる事も有り、それほど灯台に興味を感じてはいなかった…と言うのが本音で川崎さんや永井さんなど馴染みの有る作家さんの紀行文を読んでみたくて図書館から借用、文明開化以降欧米主導で日本各地に建設された歴史経緯を門井慶喜さんのレポートで知れましたGPSなどが発達した現代では補助的役割となった灯台、地域シンボルとしての各種取り組みも面白いと感じた。2025/05/25

スプリント

18
著名な6人の作家がエリアを分担して灯台を巡る紀行文集です。 灯台に思い入れのある作家もいればそれほど強い思いを抱いていなかった作家もおり多様な視点での灯台巡り紀行文を楽しめます。 高台の岬に建てられている灯台はそれ自体は高さはなくずんぐりした建物なんですね。2025/01/03

えりまき

18
2024(319)カラー写真もあり、豪華小説家による灯台リレー紀行。香川/島根の門井慶喜さん・高知の澤田塔子さん。和歌山・三重の阿部智里さん。北海道の川越宗一さん。静岡の永井紗那子さん石川/富山/福井に阿部龍太郎さん。凛と佇みしっかりとお仕事する灯台が好きです。のぼれる灯台16チャレンジ中。 2024/11/16

さっと

11
日本各地の灯台をめぐるリレー紀行。城やら寺やら温泉やらさんざ手垢のついた紀行文のテーマから離れて、未だ手つかずの魅力的なフロンティアが残されていたとはオール讀物編集部に拍手を送りたい。とはいえ、近年、灯台を地域コミュニティとして活用する動きは盛んで、すでに擬人化されるなど、その界隈の熱量は高いようだ。東西南北を漢字で記す海外に接しない瀬戸内海ならではの灯台の風見鶏、冬景色に溶け込まないように塗り分けられた白黒のパンダ柄が映える雪国の灯台など、地域の風土・歴史を語らせる上で、これ以上の適任もいないんである。2025/02/23

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