OSO18を追え―“怪物ヒグマ”との闘い560日

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OSO18を追え―“怪物ヒグマ”との闘い560日

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163918723
  • NDC分類 489.57
  • Cコード C0095

出版社内容情報

藤本さんは私の釣友達で昔から羆のことは追いかけていた。そしてついにこんな本まで。これは読むべし。――夢枕獏(作家)

2019年夏、北海道東部で、牛を次々と襲う謎のヒグマが確認された。捕獲に乗り出した地元の男たちの数年に及ぶ闘いを描く。

<目次>
プロローグ

第一章二〇一九年・夏 襲撃の始まり

第二章 二〇二一年・秋 追跡開始

第三章 二〇二二年・残雪期 知られざる襲撃 

第四章 二〇二二年・夏 知恵比べ

第五章 二〇二二年秋 咆哮

第六章 二〇二三年・春 異変

第七章 二〇二三年・夏 「OSO18」の最期

「OSO18」とは何だったのか?

あとがき

内容説明

人vs.獣、執念の攻防戦。2019年、北海道東部に突如現れた、未知の食性を持つ怪物ヒグマ“OSO18”。対策班リーダーが克明に記録した、驚愕の手記。

目次

第1章 二〇一九年・夏 襲撃の始まり
第2章 二〇二一年・秋 追跡開始
第3章 二〇二二年・残雪期 知られざる襲撃
第4章 二〇二二年・夏 知恵比べ
第5章 二〇二二年・秋 咆哮
第6章 二〇二三年・春 異変
第7章 二〇二三年・夏 「OSO18」の最期
「OSO18」とは何だったのか?

著者等紹介

藤本靖[フジモトヤスシ]
1961年生まれ。NPO法人「南知床・ヒグマ情報センター」前理事長、現・主任研究員。自動車整備会社経営の傍ら、ヒグマ研究に取り組み、北海道大学大学院野生動物学教室で非常勤講師も務める。現在、標津町議会議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

89
2019年夏、北海道東部で、牛を次々と襲う謎のヒグマが確認された。その熊のコードネームはOSO18(最初の被害現場オソベツと足跡の幅にちなむ)。捕獲に乗り出したハンターたちの数年に及ぶ闘いを描くノンフィクション。本来熊は草木類が大好物らしい。エゾシカの駆除の不法投棄がOSOに肉の味を覚えさせた。地域の草木類の食痕を調査して分かったのは草木類をほぼ食べていないとの事。第二、第三のOSOが生まれる可能性が高いとの警鐘で締めくくられている。2025/03/21

kinkin

84
一時期北海道のヒグマがニュースで話題になっていた。そして現在でもヒグマと人との遭遇や事故はゆく耳にする。ヒグマについて書かれた本は色々読んだ。吉村昭の「羆嵐」などは強烈な印象を受けた本だ。この本はOSO18と名付けられた、ヒグマを追いかけ戦った男たちの話だ。ヒグマというのはとても学習能力が高く、時には人を待ち伏せすることを知った。その身体能力と頑丈さは特別らしい。仕留めるには散弾銃ではなくライフルが必要とのこと。しかし牧畜を自然に襲ったわけでなく放棄されたエゾシカが原因で肉食になったという。人間が原因・・2024/10/26

読特

47
2019年夏。道東に位置する標茶町。町の中心部から8kmほどのオソツベツの牧場で乳牛1頭の腹が裂かれる。引きずってた羆は逃げた。2021年秋から始めた追跡。足跡の幅は18cm。存在は認識すれども姿が捕らえられない。560日の戦い。終わりは意外な形で迎えた。…不法投棄されたエゾシカを食べ、大型動物の肉の味を覚え、後に家畜を襲う。何気ない不注意が禍に結びつく。一線を越えた敵に対しては時に命を奪う。それは自然界の掟でもある。動物との共生は容易ではない。ヒトとクマにとって、今後も不幸な事態が起きないことを願う。2024/12/14

よしじ乃輔

20
2019年から2023年までに66頭の牛を襲ったヒグマを捕獲駆除しようとしたNPO法人が追った560日間の記録。正体が掴めないと恐怖から実態を拡大してゆくマスコミ報道と人間の私たち。牛を襲っていた原因は人間側の勝手な理由であったことが推測され、今後第二第三のOSO18が生まれる可能性を示唆し記録は終わる。ヒグマは本能に従い生きただけなのだが、もし自分の家の前に現れたら「共存」という気持ちは確実に吹き飛ぶだろう。生態系を崩した人間の非は明確だが未来はどうなるだろうか。2025/03/29

あかぽち

9
標茶町厚岸町で牛を襲い続けた羆と、追う男たち。あれ?と違和感があったのは、足跡は16センチで体重は250㌔とこの方達は言い続けていたのに、本書で修正している。実際に捕獲されたOSOは20センチの足と、痩せていても体重は330㌔超えていた。そして、腫れていた事実はない。どこからの写真?保身の為に書いたのかな。でも他の方が駆除してくれて良かった。そして増え続ける鹿の後始末も、大きな課題だと思った。2024/09/18

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