出版社内容情報
その娘、希望か絶望か。
韓国・巨額詐欺事件の遺産を継ぐ少女と、
売春島を生き抜いた女を結ぶ暗い糸。
捨てたはずの未来が、追いかけてくる――
通称〝地獄島〟に娼婦として売られた過去を持ち、闇のコンサルタントとして裏社会を生きる女・水原。
ある日、13歳の少女・由乃を京都まで連れてきてほしいと依頼される。ボディーガードとして同行するが、途中で謎の人物に襲われかけ、由乃の亡父が韓国政財界を震撼させた巨額詐欺事件の主犯だったことを知る。
さらに由乃だけでなく、執拗に水原を狙うグループが現れ、由乃との思わぬつながりを告げられ――。
大好評《魔女》シリーズ、9年ぶり待望の最新作!
内容説明
“魔女”シリーズ、9年ぶり待望の最新作!「ねぇ、“親の因果が子に報い”って、信じる?」闇のコンサルタント・水原の前に現れた一人の少女。その亡父は、韓国政財界を震撼させた巨額詐欺事件の主犯だった。複数の勢力に追われる少女を警護する水原だが、彼女との思わぬつながりを突き付けられる。
著者等紹介
大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年、名古屋市生まれ。慶応義塾大学法学部中退。79年、『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞を受賞。94年『新宿鮫 無間人形』で直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、10年日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞。22年に紫綬褒章を受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
タックン
おしゃべりメガネ
ゆみねこ
シャコタンブルー