令和元年の人生ゲーム

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令和元年の人生ゲーム

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163918082
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「まだ人生に、本気になってるんですか?」
この新人、平成の落ちこぼれか、令和の革命家か――。


「クビにならない最低限の仕事をして、毎日定時で上がって、そうですね、皇居ランでもしたいと思ってます」

慶應の意識高いビジコンサークルで、
働き方改革中のキラキラメガベンチャーで、
「正義」に満ちたZ世代シェアハウスで、
クラフトビールが売りのコミュニティ型銭湯で……

”意識の高い”若者たちのなかにいて、ひとり「何もしない」沼田くん。
彼はなぜ、22歳にして窓際族を決め込んでいるのか?



2021年にTwitterに小説の投稿を始めて以降、瞬く間に「タワマン文学」旋風を巻き起こした麻布競馬場。
デビュー作『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』のスマッシュヒットを受けて、
麻布競馬場が第2作のテーマに選んだものは「Z世代の働き方」。

新社会人になるころには自分の可能性を知りすぎてしまった令和日本の「賢すぎる」若者たち。
そんな「Z世代のリアル」を、麻布競馬場は驚異の解像度で詳らかに。
20代からは「共感しすぎて悶絶した」の声があがる一方で、
部下への接し方に持ち悩みの尽きない方々からは「最強のZ世代の取扱説明書だ!」とも。
「あまりにリアル! あまりに面白い!」と、熱狂者続出中の問題作。

内容説明

「まだ人生に、本気になってるんですか?」平成の落ちこぼれか、令和の革命家か。自分の可能性を知りすぎてしまった“賢すぎる”新人たち。“何を考えているのかわからない”Z世代の取扱説明書。

著者等紹介

麻布競馬場[アザブケイバジョウ]
1991年生まれ。慶應義塾大学卒。2021年からTwitterに投稿していた小説が「タワマン文学」として話題になる。2022年、ショートストーリー集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

305
第171回直木賞候補作5作目(5/5)です。直木賞発表前に候補作完読、コンプリートしました。 タイトルと著者のペンネームから、もっと張っちゃけた作品かと思いきや、意外と真面な令和のZ世代青春譚でした。 直木賞予想は、ステイです。 https://bookmeter.com/mutters/269066287 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918082 2024/07/16

道楽モン

197
Z世代の就職活動や社会人の生態をシニカルな視点&ラノベ的軽快さで描いている。途中までは共感と同情、若者特有の自意識の恥ずかしさに失笑しながら読んだが、現実はこれに近いのだろう。指針として尊敬に足る年長者の不在や、資本主義への洗脳と行き詰まりと将来への不安が、登場人物たちの迷走と狂った価値観を生み出している。中学生がイキガッて喫煙をする様に、若き世代は先行世代の駄目な部分を継承する。彼らを揶揄することは簡単だが、そうした姿勢は社会の駄目さを棚に上げ自己満足する傲慢さだと気づくべき。我々は現代の当事者なのだ。2024/03/10

美紀ちゃん

191
長谷川の彼女の真綾ちゃんがすごい。「30歳までには出産したい。妊活期間も必要。二人だけの時間も欲しいから25歳の誕生日でにプロポーズしてくれなかったら別れる。」と。冷めているのではなく長谷川と一緒になりたい気持ちが強い人だった。皇居ラン実際に走ったので書いてある風景がわかる。皇居周辺に就職できる人はすごい!と思う。エリートじゃん。私のように地方からわざわざランしにくる人もいるのに。皇居ランをする若者を意識高い系とかバカにはできない。沼田くんは普通より頑張っているいい人に思えたけどその感想私がおかしいのか?2024/11/29

はにこ

179
普段Z世代の言い分を聞いていると、「はぁ、また自分に都合が良いことばっか言ってるわ」って思うんだけど、彼らは彼らなりに、悩んでるし何者かになれない苦しみもあるんだよな、自分もそんな気持ちのころがあったよなと思いだした。この本に出てくる学生のように高学歴でもキラキラしてもなかったけど。。彼らにも彼らなりの思いがある。これからはもちょっと優しくしてあげよう。。2024/07/24

tetsubun1000mg

150
「本の雑誌」でエンタメ書評の松井かおりさんおすすめ本で選んだのだが、かなり独特の設定で面白かった。 慶應大学に入学した「意識高い系」の学生が、ビジネス感覚が身に着くという触れ込みでビジネスコンテスト運営サークル「イグナイト」に入会するところからスタートする。 新歓飲み会も渋谷の大箱イタリアンを貸し切って行われるなどまるでバブル。 今のリクルート系の人材紹介業、IT系の業界はその勢いがあるのだろう。 「なんかクリエイティブでイノベーティブな事業」に引かれてくる若者たちの浮かれ具合が面白い。まさに人生ゲーム。2024/05/17

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