出版社内容情報
ダ・ビンチ、ピカソ、デュシャン、葛飾北斎、三島由紀夫、黒澤明……横尾アトリエの隣には、芸術家たちが時空を超えて語り合う「原郷の森」がある。さらにはそこに宇宙人たちまで現れて――。横尾版『饗宴』とも呼べる壮大な芸術論が展開される。<原郷GENKYOとは――この世に生まれた人間の魂の古里みたいな場所であり、時間。この世であってこの世ではないその場所では、なんでも起こりうる>
内容説明
ダ・ビンチ、ピカソ、デュシャン、北斎、三島、黒澤…芸術家たちが時空を超えて語り合う異色の「芸術小説」。
著者等紹介
横尾忠則[ヨコオタダノリ]
美術家。1936年、兵庫県生れ。72年にニューヨーク近代美術館で個展。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロなど各国のビエンナーレに出品し、国内外の美術館で個展を開催。2012年神戸に横尾忠則現代美術館、13年に香川県に豊島横尾館開館。95年毎日芸術賞、01年紫綬褒章、11年旭日小綬章、朝日賞、15年高松宮殿下記念世界文化賞、令和2年度東京都名誉都民顕彰ほか受賞・受章多数。21年には東京都現代美術館にて大規模な回顧展が開催された。著書に『ぶるうらんど』(泉鏡花文学賞)、『言葉を離れる』(講談社エッセイ賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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