出版社内容情報
蘆屋道満の血を引く律秀と呂秀の兄弟は、庶民のために働く心優しい法師陰陽師。彼らが出会ったのは新たな主を求める一匹の鬼だった。
内容説明
舞台は室町時代、播磨国。律秀・呂秀の兄弟は、庶民を相手に病を診て、薬を方じ、祈祷によって物の怪を退ける法師陰陽師。だが、実際に物の怪が見えているのは弟の呂秀だけだった。ある晩、呂秀のもとに恐ろしい異形の鬼が現れる。鬼は、かつて蘆屋道満に仕えた式神で、三百年以上も新たな主を求めていたのだった―。新たな陰陽師ものの誕生!
著者等紹介
上田早夕里[ウエダサユリ]
兵庫県出身。2003年『火星ダーク・バラード』で第四回小松左京賞を受賞し、デビュー。2011年『華竜の宮』で第三二回日本SF大賞を受賞。SF以外のジャンルも執筆し、幅広い創作活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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