西の果てのミミック

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西の果てのミミック

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  • サイズ B6判/ページ数 144p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163913988
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ミュージシャンとして活躍する渡會将士(わたらい・まさし)氏の初となる小説作品。

主人公が訪れた長崎県で、奇妙な女性と出会い、不思議な出来事に遭遇するエンターテインメント小説。

ある夜「僕」は長崎港でずぶ濡れの女と出会う。
女は美しく、その瞳は井戸の底のように暗かった。
和、中華、オランダの文化が入り乱れる長崎を舞台に、オールドムービー、歴史、オカルト、グルメがちゃんぽんになって、物語は奇妙なキメラへと姿を変えてゆく。
200曲以上の詞を世に送り出してきたミュージシャンの鮮烈作家デビュー作!!

内容説明

ある夜「僕」は長崎港でずぶ濡れの女と出会う。女は美しく、その瞳は井戸の底のように暗かった。和、中華、オランダの文化が入り乱れる長崎を舞台に、オールドムービー、歴史、オカルト、グルメがちゃんぽんになって、物語は奇妙なキメラへと姿を変えてゆく。200曲以上の詞を世に送り出してきたミュージシャンの鮮烈作家デビュー作!!

著者等紹介

渡曾将士[ワタライマサシ]
ミュージシャン。1981年生まれ。埼玉県出身。2001年、東京にてメンバーと共にFoZZtoneを結成。2007年メジャーデビュー。2015年3月活動休止。2012年に初のソロ作品を発表後、精力的にソロ活動を展開。「マスターオブライフ」など数々の作品を世に送り出す。2015年、菊地英昭氏がプロデュースするプロジェクトbrainchild’sのヴォーカルとしてオファーを受け、作詞も担当する。『西の果てのミミック』が初の小説作品となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさぎや

4
「ローマの休日」ならぬ「長崎の休日」。西の果てで出会った「彼女」が残す鮮烈な印象。なんとも不思議な物語。2021/07/31

可那

0
渡會将士の曲やブログやらの文章が好きなので、楽しみにしてました。渡會さん村上春樹が好きなだけあって、比喩も多くて洋画っぽい?翻訳的な文体っぽい?語り口で進んでいくので、序盤から中頃までは単調だなと思って読んでいたら…物語の終わりに近づくにつれ、あの時の比喩も話もここに繋がるのか…と。意味のない会話などなかったのかと感心。あまりに綺麗に収束していく様が見事で面白かったです。2021/10/15

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