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出版社内容情報
50歳目前に一大決心したカナダ留学。コロナで巻き起こった事件や日々の暮らし、心と体、仕事や家族の変化を書き下ろしの1冊に。
内容説明
コロナ禍の変化、更年期のとまどい、そして老後の話…話題沸騰の「留学の話」を含む、書き下ろしエッセイ集。友達、先輩、憧れの人たちの笑い顔とかわいい動物が満載の最新ブローチ集!手芸エッセイ、大久保佳代子・目つきの悪い猫・純情乙女なブタブローチの作り方も収録。
目次
カナダ
家
近所の子
英会話教室
情報
同級生と手芸
SNS
モーニングルーティン
生理
タバコ
髪
歯列矯正
不定愁訴
花
強い女性
男と女
遅刻
断捨離
旅
おすすめマッサージ
コンビ
老後の話
著者等紹介
光浦靖子[ミツウラヤスコ]
1971年生まれ。愛知県出身。幼なじみの大久保佳代子と「オアシズ」を結成。国民的バラエティー番組『めちゃ2イケてるッ!』のレギュラーなどで活躍。また、手芸作家・文筆家としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
210
面白かった。独身女芸人のこだわりや苦悩の一面が垣間見れて良かったです。著者はお笑いコンビオアシズの光浦靖子。2020年4月にカナダ語学留学を予定するも新型コロナのパンデミックにより断念。翌年リトライするまでの経緯やこころの葛藤、プラスこれまでの人生を振り返ったエッセイ本。東京外大卒とは意外でした。カナダ留学延期にまつわるゴタゴタ、妹家族との同居、子どもの頃の振り返り、仲の良い女芸人とのエピソードなど記載。同世代の芸人さんなのでこれからも頑張ってほしいと思いました。2023/11/10
萩
123
おもしろぉぉい~!!3軒書店を駆け回って買った甲斐あり。以前光浦さんの留学の話がネットニュースでバズり、私も読んでいたく感銘を受けた。その後の続きが読めるような内容には歓喜。光浦さんのコロナ禍での過ごし方、ご自身のパーソナリティがふんだんに書かれている。「ひょっとしたらお友達になれませんか?」と錯覚してしまうくらい私と共通点があったりして楽しい。好きな作家さんも一緒のようでテンションが上がる。何よりストンと心に届く文章が心地よく、なんぼでも読めそう。多才な光浦さんの事がますます好きになった。装丁も可愛い。2021/06/07
sayuri
107
やー、面白かった。癖のない素直な文章でとても読みやすい。ネガティブ思考で、人間関係に不器用で、一番嫌いな事は冤罪っていう所まで自分と同じで(わかる、わかる)と共感しまくり。喜びの感情の表現が下手って所は私とは真逆だなと思ったり自分と照らし合わせながら楽しく読めた。ぶつかって来る人、マジ嫌だよね。ぶつかっても謝らない人、わざとぶつかって来る人、私も、その悪意は一体どこから来てるんじゃ!と思う。良い大人なんだから自分がされて嫌な事は止めましょう。ただ目をパンチした友達には同情。そこはすぐ訂正しないと冤罪だよ。2021/08/04
みかん🍊
106
読みやすく面白かった、50歳になり出来なかった事を経験しようとカナダへの留学を決めたいきさつや、ネガティブ思考だけど、周りから思われているような真面目な学級委員タイプではない、大久保さんの事が出てこないと思ったら最後の方で触れられていた、正反対の二人だから思うところがあっても小学生からの付き合いが続いて来られた、時間の感覚が違うというのは理解出来る、東京の電車や歩くスピードの早さぶつかっても知らん顔というのが怖い、人生まだまだ長い、この先の自分の為にレールを敷いてあげる行動力は凄い。2021/11/04
chimako
99
地元図書館の〈笑える本フェア〉で選んできた一冊。光浦靖子はどちらかと言うと好きな芸人さん。画面からも「面倒くさい感」が観て取れますが、確かに面倒な性格で、自分を追い込むのが得意技。東京外語大に入学できるだけの学力も地頭もあるのに、ネガティブで引っ込み思案。誰かに誘ってほしかったら「ねぇねぇ」とこちらから誘ってみよう。妹さんだって「大晦日、行って良い?」って聞けばダメだなんて言わないよ……などと思いながらの読書。カナダに留学できて本当に良かった。カナダライフを満喫してください。2022/08/30