警視庁科学捜査官―難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル

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警視庁科学捜査官―難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル

  • 服藤 恵三【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 文藝春秋(2021/03発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163913445
  • NDC分類 317.75
  • Cコード C0095

出版社内容情報

初めて明かされる科学捜査の裏側。オウム事件、ルーシー・ブラックマン失踪事件、和歌山カレー事件等で科学捜査が突き止めた真実は。

内容説明

その毒物は何なのか?黒煙はどう流れ被害者たちを襲ったのか?閉じ込められた幼児はいつ窒息したのか?科学捜査官第1号となり、日本の科学捜査の基礎を築いた著者が初めて明かした戦いの軌跡。

目次

第1章 オウムの科学を解明せよ―地下鉄サリン事件
第2章 憧れの科学捜査研究所へ
第3章 真の科学捜査とは何か―和歌山カレー事件
第4章 続発する薬物犯罪―ルーシー・ブラックマン事件
第5章 現場の捜査に科学を生かす―歌舞伎町ビル火災
第6章 犯罪捜査支援室の初代室長となる―東京駅コンビニ店長刺殺事件
第7章 警察庁出向から副署長へ―大阪幼児死体遺棄・殺人事件
第8章 生き甲斐を求めて―名張毒ぶどう酒事件再審請求

著者等紹介

服藤恵三[ハラフジケイゾウ]
1957年生まれ。東京理科大学卒業。警視庁科学捜査研究所研究員(1981)。地下鉄サリン事件でサリンを最初に同定。オウム真理教関連事件捜査に特別派遣(1995)。初代科学捜査官(1996)。和歌山毒物混入カレー事件(1998)、長崎・佐賀連続保険金目的父子殺人事件(1992・1998)、国立療養所医局アジ化ナトリウム混入事件(1998)、ルーシー・ブラックマン失踪関連事件(2000)、44人死亡新宿歌舞伎町1丁目多数焼死事件(2001)など、全国で発生した多くの事件捜査に科学的立証の立場から貢献。日本警察で初めて「捜査支援」構想を企画・立案・運営。初代警視庁犯罪捜査支援室長(2003)。数多の捜査支援用資機材・各種解析手法を開発。日本警察における「科学と捜査の融合」を具現化。警視庁捜査第三課理事官・科捜研理事官・刑事部主席鑑定官、警察庁刑事局調査官などを歴任。元警視長。現在、法律事務所の他、複数社にて顧問・技術戦略アドバイザー、官と民による社会安全・安心の仕組み作りに奔走。医学博士。警察庁指定シニア広域技能指導官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

93
ドラマ『科捜研の女』では一丸となって証拠分析に取り組む科学捜査官を描くが、実態はこんなにもお寒いものだったとは。時代遅れの徒弟制度で進歩を忌避し、少しでも目立てば出る杭は打たれて排除される。そんな硬直した警察組織に真の科学捜査を導入しようと著者はオウム事件をはじめ平成を騒がせた犯罪解決に挑むが、道なき密林を踏破するのに似て困難を極める。従来のやり方を墨守する組織の壁を壊し、本当の意味で科学と捜査の融合はいつ実現するのか。「難事件に科学で挑む」と同時に「組織内の異能人をいかに活用すべきか」を考えさせられる。2021/08/16

スプリント

22
自伝、かつ苦心談。 どれだけ頑張ったかが懇切丁寧に書かれており 著者の偉業を一番良く知る人物がほめたたえた本です。 彼の活躍なくして解決できなかった事件は数多くあることを知ることができます。 彼をもっと生かすことができなかった組織に喝を入れてあげてください。2022/01/22

くさてる

22
地下鉄サリン事件、和歌山カレー事件、ルーシー・ブラックマン事件……といった有名な事件で実際に科学捜査に携わってきた著者による、警察組織のなかでの奮闘記。間違いなく有能で結果を出してきたまっすぐなひとなのだろうけど、だからこそ組織のなかではいくつもの壁にぶつかっている。そのリアリティが内容に深みを与えている気がした。面白かったです。2021/06/30

tetsubun1000mg

21
ノンフィク専門の書評サイトHONZのレビューを読んで選ぶ。一般的には無名の方だが、東京理科大卒で研究職で採用される。科学捜査官時代にサリン事件で分析だけでなく、土谷容疑者への尋問で化学式や生成法を特定して自白に導いた伝説の捜査官。科学の知識だけでなく医学知識を求めて大学院で研究して医学博士を習得してしまう。研究だけでなく刑事、検察官などの素人にも分かりやすく説明できる極めてまれな人。日本の科学捜査の礎を築いた人なのに、認められない時期もあり苦労されたようだが、大変読み応えがあり書き残す価値が有ったと思う。2021/07/09

よし

15
科学捜査の裏側を設立当初から関わっている著者の自伝的作品。どう考えても正しいことをしているのに、組織というものは絶対に足を引っ張る人間もいる。それでも現場のため国民のために尽くした著者には頭が下がる思いだ。2023/05/20

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