出版社内容情報
あたりまえに生きるための言葉を取り戻す。
出会うべき誰かと強く惹かれあうために――。
アメリカ在住のエッセイストが贈る、瑞々しいデビュー作!
「バズライター」が自分を取り戻すために綴り続けた文章は、ゆっくりと静謐で美しかった。ここじゃない場所へ移動できないときにも、世界を閉ざさないためのしなやかな本がある。
――ブレイディみかこ
日本の内側にも外側にもぽんぽんと弾んで飛びだしてゆく、ゴムまりを思わせるエッセイ集。まっすぐに思索し、いまという時代を映す勇敢なゴムまりである。
――江國香織
SNS時代の求愛方法/エシカル消費とBLMの繋がり/ホラ吹グリーンウォッシュ/ポストラグジュアリーの潮流/大統領選、青と赤のあわいにある色たち/ミニマルな働き方/とびきり美しい傘/「良いことでは飯が食えない」への終止符を……etc.
note等で大反響を呼んだエッセイを大幅に改稿し、書き下ろし6篇を加えた一冊。
世界の諸問題への視点と生活への美意識が胸を打つ、〈多様性の時代を象徴する〉新世代エッセイ集!
内容説明
あたりまえに生きるための言葉を取り戻す。出会うべき誰かと強く惹かれあうために―。世界の諸問題への視点と生活への美意識が胸を打つ、“多様性の時代を象徴する”新世代エッセイ集!
目次
1 共感、美しくあること(SNS時代の求愛方法;ニューヨークで暮らすということ ほか)
2 じぶんを生きる(「化粧したほうの私」だけが存在を許される世界で;人の話をちゃんと聞いていませんでした ほか)
3 生活と社会(晴れた日に、傘を買った話;五感の拡張こそがラグジュアリー ほか)
4 小さな一歩(臆病者よ、大志を抱け;続・ニューヨークで暮らすということ ほか)
著者等紹介
塩谷舞[シオタニマイ]
文筆家。1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学美術学部総合芸術学科卒業。ニューヨーク、ニュージャージーを拠点に執筆活動を行う。2009年、大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。2012年にCINRA入社、WEBディレクター・PRを経て、2015年に独立。会社員時代より、WEBメディアの執筆、企業の広告企画、SNSマーケティングに多く関わり、「バズライター」の異名をとる。2017年、オピニオンメディアmilieuを立ち上げ、自身の執筆活動を本格化。note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
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