内容説明
経済界に旋風を巻き起こし、「物言う株主」と呼ばれた男の波瀾万丈の半生記を完全コミカライズ!お金儲けのプロ中のプロが教える投資哲学。
目次
第1話 父から学んだ投資哲学
第2話 通産官僚の仕事
第3話 投資ファンドを設立
第4話 ワンマン社長との対決
第5話 決着は株主総会で
第6話 フジサンケイグループの歪み
第7話 膠着するニッポン放送投資
第8話 ホリエモンVSフジテレビ
第9話 鉄道会社を再編する
第10話 村上タイガースへの反発
第11話 逮捕、そして新たな挑戦
著者等紹介
村上世彰[ムラカミヨシアキ]
1959年大阪府生まれ。投資家。1983年から通産省などにおいて16年強、国家公務員として勤める。1999年から2006年までファンドを運営。現在シンガポール在住。全国の小・中学校、高校などで「お金の授業」を行うなど、子どもたちへの金融教育に力を入れている
西アズナブル[ニシアズナブル]
1976年福井県生まれ。漫画家・イラストレーター。青年漫画誌、男性誌、マネー雑誌などで活躍。独特のタッチで描く似顔絵も人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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bakumugi
5
当時村上さんや堀江さんの扇動的なニュースを見て、日本はやっぱり出る杭は打つ、前例のない事は潰す国なんだな、と思った記憶がある。この漫画で村上さんの思いはストレートに伝わったが、当時はわからなかった。今の政府の問答無用のオリンピック押しもそうだけど、ぶっちゃけの思いがわからないと不快感ばかりを残す結果になるんだよな。日本のコーポレートガバナンス、まだまだタテマエだけな企業がほとんどで会社として成熟してないのが、今の日本の一国負けの原因じゃないかなぁと思ってる。絵は似てるしw面白かった。2021/06/02
がんぞ
3
「物言う株主」は、企業は何より従業員のためにあるとする従来の経営者の感覚と対立した。安値で放置されている上場株を集め、株主総会で「自社株買い」と「配当引き上げ」を提案、プロクシーファイト…失敗…/世間を敵に回した「むちゃくちゃ儲けましたよ、お金儲けして何が悪いんですか?」発言ニッポン放送への投資とインサイダー容疑での逮捕、〜判決文「安ければ買うし高ければ売る…このような利益至上主義には慄然とせざるを得ない」まるでファンドの存在意義、資本主義経済を否定するかのような、支配者は高徳で無欲であるべきとの武士道徳2022/08/05
タチサラ@立ち上がれサラリーマン
1
小さい頃村上ファンドというキーワードは耳にしていたがなにをしている人か、した人かは全然わからなかった。でもこの本からは、村上氏が何者か、そして投資についても学べる本。 投資に興味ある人は素直に楽しめて学べるマンガだとおもう。2021/03/17
ココセ
0
マンガなので読みやすかったですがある程度株の知識がないと難しいと思います。2021/03/23
kach
0
★★★★☆2023/08/31