サラリーマン球団社長

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サラリーマン球団社長

  • 清武 英利【著】
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  • 文藝春秋(2020/08発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163912516
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

どん底に喘ぐ阪神タイガースと広島カープの優勝。そこには野球とは無縁な傍流者2人の奮闘があった。週刊文春の人気連載を1冊に。

内容説明

旅行マンから阪神タイガースに出向した野崎。経理部員から広島カープに転職した鈴木。彼らは野球の素人だった。営業収益アップ、商品販売の効率化、上司の理不尽な命令、異例の人事異動…“どん底”球団の優勝にむけて2人のサラリーマンが行った改革とは!?『しんがり』『石つぶて』の著者が放つ渾身の企業ノンフィクション!

目次

傍流者の出向
赤貧球団なんでも屋
あきらめたらあかん
焼肉丼の味
下剋上人事
主流派との闘い
マネー・ボールのあけぼの
社長室はソロバンをはじいた
血を流す覚悟はあるか
「コア」をつかめ
サクラサク
ボロボロになる前に
枯れたリーダー
耐雪梅花麗

著者等紹介

清武英利[キヨタケヒデトシ]
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。社会部で警視庁、国税庁を担当し、2001年より中部本社社会部長。東京本社編集委員などを経て、04年8月に読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され係争に。現在はノンフィクション作家。14年に『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社)で講談社ノンフィクション賞受賞、18年には『石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの』(講談社)で大宅壮一ノンフィクション賞読者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

250
同じような立ち位置で球団社長をしていても阪神と広島では雰囲気が全然違うな。かたや内輪揉めとか足の引っ張り合いにいかに戦ったか、かたや弱小球団をいかに強くしたか。どちらも強くした時期はあれど、阪神は暗い話になりがちで広島は頑張って耐えて花を開いたという爽快感があった。これを書いているのが巨人のサラリーマン球団社長というのもシュールな感じ。球界をそれぞれ盛り立てようとする目標は同じなのにそれぞれ違うなと思った。2021/03/21

けんとまん1007

60
阪神・広島。どちらも好きな球団だけに、とても興味深い。両球団の生い立ちや背負っているものの違いが、こうも、色合いが違うことにつながるのかと。そこに絡む人の人間性も、いろいろな分野であてはまると思う。やはり、思いを持ち続けることと、仲間を地道に増やすこと。時には、思い切ったことも。それでも、やはり最後は「思いを籠めた言葉」の力を考える。それが響くか否かが、その後の結果にも表れるのだと思う。2024/02/29

kawa

50
著者・巨人時代の体験を下敷きの野球小説かと思って手に取ったら、タイガ-スとカ-プの実在のサラリ-マン球団社長を追ったノンフィクションでちょっと肩すかし。しかし、スタッフ目線からの球団経営のアレコレや、親会社の支配下にある球団と市民球団という好対照な対象選定の秀逸さで、実に面白い一作に仕上がっている。野球ファンにとっては拾える小ネタも沢山あることも嬉しい。2021/03/08

ヒデキ

48
前から、読みたかった作品でした。 てっきり、著者の経験談だと思っていましたが、 他球団(広島カープ、阪神タイガース)の球団社長についての取材に基づくノンフィクションでした。 読ませて頂いて感じたのが、サラリーマン社長がいて、サラリーマンオーナーがいて、親会社がある・・・ どうも、判りませんでした。 不勉強で申し訳ないです。 もっと、数値化されている世界かと思っていたので、逆にびっくりしてしまいました2022/03/20

Book & Travel

48
阪神タイガース元球団社長の野崎氏と広島カープ球団本部長の鈴木氏。野球は素人ながら、球団の改革に情熱を燃やした異端児二人を描いたノンフィクション。著者も元巨人球団代表の清武氏とあって非常に事情に詳しい。貧乏球団だったカープは鈴木氏の奮闘の甲斐あって三連覇、観客動員も大幅に増加。一方野崎氏が孤軍奮闘で改革を進めた阪神は、星野監督のもと優勝を果たすがその後低迷。球界に先駆けて構築したBOSも野崎氏の退団と共に陽の目を見ないままに。私は長年の阪神ファンだが、昔から変わらない球団の体質には暗澹とした気持ちになる。→2020/12/20

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