まほうのおまめ―だいずのたび

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まほうのおまめ―だいずのたび

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784163911991
  • NDC分類 E
  • Cコード C0793

出版社内容情報

豆腐、味噌、醤油…日本人の食卓を支える大豆。その百粒を播いて育てる子供を増やしたい。辰巳芳子監修、親子で楽しく学ぶ食育絵本。

内容説明

日本人の食生活に欠かせない、良質なたんぱく質のもととなる大豆。しかし、その自給率はわずか7パーセント。「大切な幼い命を守るにはまず、この国の大豆を再興することから」という信念のもと、料理家・辰巳芳子は2004年に「大豆100粒運動」を始めました。幼い子どもにも「まほうのおまめ」、大豆のことを楽しく知ってほしい。そんな願いからこの絵本は作られました。さあ、大豆といっしょに旅に出てみませんか?

著者等紹介

松本春野[マツモトハルノ]
絵本作家、イラストレーター。1984年生まれ。多摩美術大学油画科卒。2016年、『おばあさんのしんぶん』(原作・岩國哲人)で第26回けんぶち絵本の里大賞アルパカ賞を受賞。祖母は絵本作家のいわさきちひろ

辰巳芳子[タツミヨシコ]
料理家。1924年生まれ。聖心女子学院卒業。家庭料理、家事差配の名手として今も語り継がれる母、辰巳浜子の傍らにあって料理とその姿勢を我がものとし、独自にフランス、イタリア、スペイン料理も学び、広い視野と深い洞察に基づいて、日本の食に提言しつづけている。「大豆100粒運動を支える会」会長、「良い食材を伝える会」会長、「確かな味を造る会」最高顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

65
絵本。寒い木枯らしの晩に旅に出た大豆が、春になって目を覚ましぐんぐん伸びて実をつけて、それから更にいろんな大豆加工食品に姿を変えていくことを描いた絵本。歌うようなリズムのある言葉。読み聞かせ4分半ほど。巻末に「大豆のことをもっと知りたい人たちに」解説有。2020/09/03

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

36
「いのちのスープ」で知られる料理家・辰巳芳子の「食への思い」をはじめて絵本化したもの。いろんなものに変身する大豆。魔法のおまめだという表現がピッタリ。巻末には大豆の解説もあり。絵は松本春野さん。2023/05/24

ヒラP@ehon.gohon

26
そのままの豆を食材にすることもあるけれど、加工されて姿を変えた大豆製品のなんと多いことか、改めてびっくりします。 その大豆をより親しく知るための絵本です。 松本春野さんのやさしく描いた大豆物語は、味わい深いので、単なる学習絵本とは少し違って、心にしみてきます。 日本人の生活に欠かせない大豆の大半を外国に依存していることにも驚きです。 後半の重厚な解説も大切でした。2023/12/30

ケ・セラ・セラ

23
松本春野さんの優しい絵と語り口がいいですね。魔法のお豆、大豆。一粒の大豆が成長し、緑の枝豆から秋になると黄金色の大豆に。大豆からできるさまざまな食品の紹介(この部分だけでもそれぞれ一冊の本になりますね)。巻末には大豆についてのさらに詳しい解説と、監修の辰巳さんの寄稿も。小学校中学年以上のお子さんには最後まで読んでほしい。お正月の黒豆から、節分の豆まき。毎日の食卓にも欠かせない大豆と大豆から生まれた食品。自給率7%に危機感を感じます。お話のかたちから入る学習絵本。2024/01/21

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

14
大豆は種であって、豆でもある。若い時は枝豆として親しまれ、立派な大豆になったら、私たちの身近にあるたくさんのモノに変身している。日本人の食生活にはなくてはならない大豆。我が家は畑作農家なので大豆もたくさん作りますし、味噌や豆腐は手作りです。(納豆は最近作ってないなぁ)この絵本は『大豆100粒運動』 http://www.daizu100.com/undou.html を推奨しています。2020/04/20

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