出版社内容情報
週刊文春の「悩むが花」に掲載された一〇〇〇の人生相談から、厳選した名言金言苦言を一挙収録。読めば大人の流儀を会得できる!?
内容説明
人はどのように生きていけばよいか?週刊文春の大人気連載「悩むが花」傑作選。恋に仕事に趣味に人生に効く111のヒント。
目次
大人の男の常識
恋愛のかたちに同じものはない
男の本当のやさしさは不器用で不恰好
“生きざま”は余計なものでしかない
読書とは素晴らしい航海である
いろんな家族があって、世間
青二才に負けてたまるか
時間だけが唯一のクスリ
阿佐田哲也さんとは格が違います
世の中どうなるかわからない
人生は誤解と間違いの連続
銀座で遊ぶ作法
小声でゴメン
黙って墓場まで持っていくのが友情
打たれ強いのが最後は勝つ
ギャンブルは勝ち負け以外に意味はない
感謝は気持ちが第一番
怖い女房は良妻
伴侶を労るのが男のツトメ
女は愛嬌と度胸
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年、山口県防府市生まれ。72年、立教大学文学部日本文学科卒業。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木三十五賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞、14年『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞受賞。16年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
159
伊集院 静は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。人生相談は、結構好きなので、色んな作家のモノを読んでいます。週刊文春に連載の人生相談「悩むが花」からのベストセレクション、著者にしては意外と真っ当な回答です。2019/06/23
ケイ
113
2017.3〜2019.3 週刊文春での伊集院静氏による人生相談。お酒やバクチ好きで不倫経験者の答えは、体裁を取り繕う必要がないから、読んでいてすべからくいい。p.10「直ぐにカタが付くようなもんは直ぐにまたおかしくなる。〝直ぐに役立つ本は役立たなくなる〟と小泉信三が『読書論』で述べている」 p.40「スター選手の大半は人生に失敗します。アマチュア野球というものは実に奥が深いのです」 p.126「文学の正体なぞ誰一人分かりはしない」2019/07/28
あっ!chan
29
図書館の新刊コーナーから中身を確認せず借りてきて開いてみたら…あららら、「週刊文春」の身の上相談(?)コーナーの抜粋本だった。質問内容も編集してあるんだろうから、まぁそれなりに割り引いてよんでみた。伊集院さんの回答の8割は納得、残りはうん?というところかな。「男と女の…」という題名ほど際どくはない(自分の勘違いかも)ような…軽く暇つぶしに読むくらいがちょうど良いかも。2020/02/24
aloha0307
24
敬愛なる伊集院さんの読者相談室(週刊文春連載) 表題は出版社が付けたのだろう(男女の話がすべてではないから)なんと歯切れのよい文章 言い切ってくださるのがいいな☺ 不埒な相談にはバッサリと...小学校3年生の女の子に、読書の愉しみを語りかける~特に良かった☺2019/07/07
雨巫女。
11
《私-図書館》人生相談の 伊集院さんの回答に、納得。2020/12/03