いくつになっても―トシヨリ生活の愉しみ

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  • サイズ 46判/ページ数 174p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163909813
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

七十代、ひとり暮らし歴四十年以上。でも、毎日たのしい。人気コラムニストが綴る、オシャレで充実した暮らしを送るためのヒント。

内容説明

孤独もまた楽し、あこがれのトシヨリ生活。70代からのファッション、趣味、教養、あこがれのジジ・ババ愉しみコラム40本!

目次

プロローグ 茉莉さんと貞子さん
アッパレな先輩たち
美老人への道
おすすめ老人映画
バアサン・ファッション
老後の愉しみ
最後まで一人を愉しむ

著者等紹介

中野翠[ナカノミドリ]
1946年生まれ。埼玉県浦和市(現・さいたま市)出身。コラムニスト、映画評論家。早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社勤務などを経て文筆業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

94
まだ私には少し早い話でしたが、中野さんは前によく林真理子さんのエッセイに登場されていたので読んでみました。70代になり、独りの気楽さはたくさんあるものの、いざ本当の最期となると様々なことが気になるお年頃ですね。葬式はこうして欲しいとか色々と文章にして残すのが当たり前の時代になって来てるのですね。中野さんの年上の有名人との関わりもなかなか興味深いものでした。独身のコラムニストさんは世に結構おられますが、あっけらかんと明るくて前向きな中野さんの文章は読みやすく、清々しいと感じました。 2019/08/13

こばまり

53
久方ぶりに我が青春のメンターのエッセイを読む。「いくつになっても」とは私のことで、ナカノさんが薦める映画の作品名など相も変わらず心に留める。一変してふんわりとした印象の著者近影に驚く。2020/01/02

ぶんこ

53
多分初読み作家さんですが、お名前はよく耳にしてました。私より若い方と思っていたのですが70過ぎと知り驚きです。気持ちの若さが文章からも滲み出ていて、読んでいて気持ちいい。頼りになる妹さんがいて、経理関係の事務処理を任せておられるのも心強い。麻雀、俳句、古いお気に入りの服のリメイクと好奇心も旺盛、足腰も丈夫とあって、生活を楽しまれています。見習いたいな。2019/10/01

阿部義彦

40
中野翠さんもとうとう御歳70代に突入。老いの楽しみについて、書下ろしで書いたのがこの本です。見本とすべき老人としては森茉莉さんと沢村貞子さんを上げています。南伸坊さんの御母堂や笠智衆さんなども取り上げられています。70代が細野さんやこの翠さんで80代が横尾忠則さんや谷川俊太郎さんですね。この辺の方は強かでしぶといですね。私も独り者なので同じ翠さんの生き方や趣味、嗜好など興味深く読ませて貰いました。まあ自分は自分、他人は他人ですね。自在に動ける身体が有れば何も要らない!みたいな。2019/07/14

とよぽん

28
中野翠さん初読み。サブタイトルはなくてもいいような気がする。とにかく面白かった。40年以上も一人暮らし! って、すごい。インチキ手芸や服装についての文には何度も笑ってしまった。中野さんは70歳代に入り、自分の死についてこれまでより差し迫った問題として考えるようになった。けれども、「この世」は面白く味わい深いと言い切り、周りに迷惑のかからぬ程度に自分を解放したい、と「あとがき」に。おすすめの映画も見てみたい。2019/08/25

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