出版社内容情報
谷崎、太宰、漱石……二六人の作家の墓マイラーになって、電車やバスに乗って、蕎麦や鰻を食べたり、花を供えたり。お散歩エッセイ!
内容説明
あの文豪を、もうちょっと知りたい。26人の作家と出会う、お散歩エッセイ!
目次
中島敦(多磨霊園)
永井荷風(雑司ケ谷霊園)
織田作之助(楞厳寺)
澁澤龍彦(浄智寺)
金子光晴(上川霊園)
谷崎潤一郎(法然院)
太宰治(禅林寺)
色川武大(谷中霊園)
三好十郎(多磨霊園)
幸田文(池上本門寺)
歌川国芳(大仙寺)
武田百合子(長泉院)
堀辰雄(多磨霊園)
星新一(青山霊園)
幸田露伴(池上本門寺)
遠藤周作(カトリック府中墓地)
夏目漱石(雑司ヶ谷霊園)
林芙美子(萬昌院功運寺)
獅子文六(谷中霊園)
国木田独歩(青山霊園)
森茉莉(禅林寺)
有吉佐和子(小平霊園)
芥川龍之介(慈眼寺)
内田百〓(金剛寺)
高見順(東慶寺)
深沢七郎(秩父聖地公園)
著者等紹介
山崎ナオコーラ[ヤマザキナオコーラ]
作家。1978年、福岡県生まれ。國學院大學文学部日本文学科卒業。卒業論文は「『源氏物語』浮舟論」。2004年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
206
タイトルそのままナオコーラさんがご主人やお母さま、編集者、時には西可奈子さんと文豪26名のお墓参りをするエッセイ。案内図まで付いている。ナオコーラさんによる各人の生い立ちや作品が読み易い。(名前だけで知らない作品の多いこと・・汗)立ち寄るお店(食べ物屋)も楽しい。有名どころは墓参の方も多いのね。作家も色々、お墓の在り方も各人それぞれで興味深かった。ナオコーラさんやご主人の『死生感』も伝わる。奇しくも今日は彼岸の入り。ちょっとこれはお勧めしちゃうな・・2019/03/18
抹茶モナカ
93
作家の山崎ナオコーラさんが文豪のお墓参りをする連載エッセイの単行本。作家として、なかなか賞レースで結果のでない山崎ナオコーラさんの謙虚な姿勢が滲んでいて、好感が持てた。とは言うものの、この作家さんの本を手にするのは初めて。26人の作家のお墓参りをして、その時感じた事や、作家の来歴にも触れていて、面白い。何より山崎ナオコーラさんの谷崎愛が眩しい。谷崎潤一郎の戦時下の『細雪』執筆問題が、彼女の中で、作家の同時代性の命題としてあるようで、折々、その問いは繰り返される。活字も大きく、読みやすい文章。良作。2019/04/06
いたろう
82
26人の小説家、文筆家(一部、歌川国芳のような絵師も入っているが)のお墓参りの記。この中で、行ったことがあるのは、三鷹の禅林寺の太宰治のお墓だけ。もっとも、太宰治のお墓の向かいには、森鴎外、茉莉父娘のお墓があるので、こちらも行ったと言えるのかもしれないが。ナオコーラさんが太宰の墓参りをしたのは、命日、桜桃忌の日。今年ももうすぐ桜桃忌。平日なので、墓参りには行けないけれど、代わりに何か太宰の本を再読したい。他にこの本で紹介されている中で、好きな作家である堀辰雄、林芙美子、内田百閒のお墓には是非行ってみたい。2019/06/16
Kei
80
たまに同行する著者の母親が、まるで身内のように墓に、死者に接する姿が、自然な日本人気質を感じました。文豪の墓まいりに絡めて、その文豪の作品、成り立ち、文学観を紹介。自身の文学観も。震災を戦争下の文学者のあり方を。自身の流産、出産から、死生観も。と、肩苦しく思いがちですが、散歩、お花、食事と、楽しい行楽気味なところも。ナオコーラ、名に違わず、男女やお金に関しても、公平半端なく、面白し、でした。2019/04/11
trazom
76
山崎さんが、26人の文豪のお墓詣りをする。各作家に対するユニークな視点に、「なるほど」とか「ちょっと違うなあ」などと反応する楽しさがある。戦時中、恋愛小説に没頭していた堀辰雄と谷崎潤一郎の行為は最高の「反戦活動」だったと思っていたけれど、本当だったのかと疑問を感じる一方で、金子光晴の反戦詩「寂しさの歌」に対して鋭く反応する山崎さん。瀕死の父(露伴)に向かって「お父さん死にますか」と聞く娘(幸田文)の乾いた感性の面白さ。国木田独歩の「武蔵野」は短編小説かエッセイかとの問い…など、素敵なエピソードに出会える。2019/04/19
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