お金さま、いらっしゃい!

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お金さま、いらっしゃい!

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784163908489
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

お金のやりとりがないカルト村から出た著者が、一般社会で“憧れのお金”とどう付き合ってきたかを描く。読めばお金が貯まるかも!?生まれ育った「カルト村」(所有のない社会を目指す、農業を基盤としたコミューン)の思い出を描いた『カルト村で生まれました。』『さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで』で話題となった高田かやの新作コミックエッセイ。



どんなに働いても対価はもらえず、物は共有でお金のやりとりは一切なし、当然子供のお小遣いは0円で、隠し持っているお金が大人に見つかったら即没収……。そんな「カルト村」で育ったことから、「お金は滅多にさわれないすごいもの」「お金さま!」とお金そのものへの憧れが人一倍強くなってしまった著者が、19歳で村を出て両親との同居生活→ひとり暮らし→結婚して夫の家族と二世帯住宅暮らし……と環境を変えながら、自由に持つことができなかった「お金」とどう付き合ってきたか? を包み隠さず丁寧に描く。



お金が貯まる心構えやリメイク料理など節約術も学べ、お金に対する感覚の違う夫婦の生活を覗き見る楽しさもあり。

読めばお金が貯まるかも!?



〈かや流“お金さま”との付き合い方〉

村時代に染みついた「我慢」で貯金/買い物トレーニングに100均活用

どこで何を買ったか値段も含め毎日メモ/財布の残金は1円単位まで把握

車の免許など必要なものにはドーンと使う/安い発泡酒に焼酎を足して度数アップ

自己流の「宝くじ必勝法」を考案/料理も服もリメイクして2倍楽しむ

食材にひと手間加えて保存力アップ/「夫婦50割」などお得制度をどんどん活用

高田 かや[タカダ カヤ]
著・文・その他

目次

おずおずお金黎明期
いそいそお金確立期
いけいけお金発展期
ぐるぐるお金混迷期
ぼちぼちお金成熟期

著者等紹介

高田かや[タカダカヤ]
生まれてから19歳まで、カルト村(農業を基盤としたコミューン)で共同生活を送る。村を出てから一般社会で知り合った男性と結婚。村での実体験を回想して描いた作品を「クレアコミックエッセイルーム」に投稿したことがきっかけでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

105
お金を扱わないカルト村で育ったかやさんならではのお金の使い方が描かれたエッセイ、カルト村を出て自分で稼いで使えるようになってお金大好きだから貯めるのも好きだけど使う時は吟味して必要な物、良い物はちゃんと買う、無駄遣いはしない、お得は大好き、お若いのにちゃんと勉強してよく考えているなあとどんぶり勘定で無駄遣いの多い自分は感心させられた。2021/05/28

鱒子

78
図書館本 19歳でカルト村を出るまで、お金を持つことが許されない環境で育った著者。なかなかのレアケースです。出自が特殊なせいか、それとも元来の性格か、高田さんのお金に対する価値観は非常に堅実です。お金にまつわるエッセイとして面白かった。カルト村云々有りきかもしれませんが、エッセイストとしての彼女に惹かれます。次作も読みたい。2020/06/05

yomineko@ヴィタリにゃん

72
カルト村で育ち、お金を使ってあれこれした事がなかった著者。そのお陰か、お金がどんどん貯まる!共感する部分もある。それは1人でする外食。家に帰ればご飯があるから、早く家に帰って食べよう!ってなるの分かる!著者はとても頭の良い人。妹さんは大学院まで出られたとか。でも著者は中卒のままで色々な資格に挑戦し、どんどん合格している所を見ると、何だか勿体ない気もする。お料理も凄く上手!2022/04/15

野のこ

68
お金のない村「カルト村で生まれました」のコミックエッセイのシリーズ3。一般社会に出て慣れないお金に触れながら人の意見を否定するのではなく、失敗しながらも模索して自分に合ったお金の使い方を身につけていったかやさん。今はふさおさんと旅行に行ったり一緒に料理したりと仲良く楽しい生活をしてるのが素敵と思いました。 母のかやさんへの小言は私が夫によく言ってることと似てて苦笑…。また父の“SALE”を“去れ”と読んであれを見たら近づかないようにする作戦は私には難しいかも(笑)次回は旅行の絵日記が読みたいです。2018/11/26

鷺@みんさー

49
出会い系サイトでかなり年上の男性と知り合って結婚、というくだりを前作で読んだ時は、正直「大丈夫かいな」とも思ったが、年の差ならではの「違い」を「楽しむ」夫婦として、またはどんなカップルにもあるあるな、「生まれ育った環境の違いから来る、価値観のズレ」も、上手く擦り合わせて生活してるのが良いな、と思った。友人付き合いがないというのは若干気になったが、彼ら夫婦が「食」という共通の趣味で仲良く暮らしているならそれが何よりだろう。お金の件に関してはそこまでカルチャーショックではなかった(良い意味で)2019/11/13

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