なぜ幸せな恋愛・結婚につながらないのか―１８の妖怪女子ウォッチ

ぱぷりこ【著】

文藝春秋（2017/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 256p／高さ 19cm
• 商品コード 9784163906386
• NDC分類 159.6
• Cコード C0095

出版社内容情報

恋愛魔窟に陥って気づかぬうちに妖怪化した18の妖怪女子を徹底ウオッチ！ 間違った自己認識をお焚き上げ！ 全女子必読の書。長く付き合っていて結婚すると思っていた彼氏とまさかのアラサー破局した

ずっと恋愛をしていたけれどなぜかいつも短期恋愛で終わってしまう

好きな人はいつもいるけどいつも付き合えずにセカンド・不倫で終わってしまう

フツーに恋愛すると思っていたらさっぱり恋愛に縁がなかった……などなど



「なんで幸せな恋愛につながらないの？ 夢見ていた結婚に結びつかないの？」



と、心で叫んでいませんか？



理想が叶わないのは、私たちが妖怪女子だから！



本書は「恋愛に悩む男性と女性に向けた女性生態の観察」です。

「妖怪女子18種類の生態観察」「妖怪女子になる理由と構造」「妖怪女子コースから離脱する方法」という3つのパートで構成。

冒頭のフローチャートでは妖怪女子を大きく5つに分類。自分がどの分類のどの妖怪女子にあてはまるのか、試してみてから読むのもよし、最初から妖怪女子の生態を追ってみるもよし。

ただ一度しかない自分の人生を、「こうすればよかった」「ああすればよかった」「こんなんじゃなかった」と後悔して、失望と怒りと不満すごさないために、間違った自己認識=妖怪マインドを全力でお焚き上げ!!



●妖怪女子18種

1恋愛相談マニア女子

2察してちゃん女子

3ピンとくる信仰女子

4でもでもだって女子

5ハイスペ限定女子

6港区女子

7恋心の搾取モテ女子

8ときめき至上主義女子

9すぐ幻滅女子

10尊敬できる男じゃないとダメ女子

11束縛ネトスト女子

12自称モテ女子

13私をもてなせ女子

14ずっと片思い女子

15ずっとセカンド女子

16私はあなたの信者女子

17私が彼を救う女子

18それはモテじゃないカモだ女子

ぱぷりこ［パプリコ］

内容説明

恋愛魔窟サバイバー・ぱぷりこが、あなたの誤った自己認識をお焚き上げ！理想が叶わないのは、私たちが妖怪女子だから！恋愛に悩む男性と女性のための女性生態観察。

目次

Ａ　地蔵の女王（恋愛相談マニア女子；察してちゃん女子；ピンとくる信仰女子；でもでもだって女子）
Ｂ　強欲の女王（ハイスペ限定女子；港区女子；恋心の搾取モテ女子）
Ｃ　迷走の女王（ときめき至上主義女子；すぐ幻滅女子；尊敬できる男じゃないとダメ女子）
Ｄ　妄想の女王（束縛ネトネト女子；自称モテ女子；私をもてなせ女子；ずっと片思い女子）
Ｅ　餌の女王（ずっとセカンド女子；私はあなたの信者女子；私が彼を救う女子；それはモテじゃないカモだ女子）

著者等紹介

ぱぷりこ［パプリコ］
恋愛魔窟で出会った妖怪男女を、ブログ「妖怪男ウォッチ」で筆圧高く観測・供養する、人気の外資系アラサーＯＬ。特技は悪霊退散、方違え、お焚き上げ。２０１６年、宝島社より『妖怪男ウォッチ』を刊行（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[なるときんとき]

自分がどうしたいかを見つめる。自分の人生の舵は自分でとる。関係が曖昧なまま肉体関係になったら「私たちの関係は何？付き合ってるの？」と指差し確認。現実を見る。妖怪な部分わたしにもあるなあと思った。

2019/01/29

[アン]

cakesの有料記事を読んだり、普段からツイートをフォローしたりしている人には既視感の強い内容だと思う。目新しい内容がないのにkindleで1000円は高いなあ。ちなみにわたしは、尊敬できる男じゃないとだめ女子/わたしはあなたの信仰女子、だったけれど、現状の認識を改めて少しずつ行動変容を起こしているところ。がんばろう。

2017/05/27

[らぴす]

恋愛・結婚に悩む女子向けお炊き上げ事典。最初のフローチャートでは地蔵女子な私。全体的に、あぁ、こういう部分あるわー。ヤバイヤバイ妖怪女子になっちゃう。と共感度高めで一気に読み切った。ぱぷりこさんの実録インタビューがリアルなので、いい意味で対象妖怪を客観的に見られてよかった。この要素持ってる私って、こう見られてたのかー的な。いい意味でポジティブに前向きに恋愛に向き合える一冊かな。

2017/05/18

[皐月]

餌で地蔵です。 話し合い大切というのはかなり重要項目かなぁと思ったりしたした。 多くのぱぷりこさんの記事を読んでたのでこのパターンのきた！っていう思いだし？もありつつ、少しだけ読み残してたのをやっとこ読了。 先代のときのわたしは私が彼を救う女子に近かったのかなぁ、などとちょこっと思いました(ちょっと違う気もしますが...言霊発言できなかったから終わったんだろうかなぁ(遠目))。 かもネギにもちょっとヒット。...読み返したらもしかしたら私各種少しずつ兼ね備えてるんじゃなかろうかこれ。

2019/01/06

[めめめ]

著者のファンなので購入。最初のうちは「こんなイタい女いねーよ」と思って読んでいけるけど、だんだんと「あれ…こういうところ…ちょっと心当たりある…かも…」と自分の中の妖怪みに気づくかもしれない恐ろしい本。女子の暗黒面・妖怪要素をばっさばっさぶった切っていく筆致が痛快。恋愛面だけでなく己の生きざまも顧みられると思う。前作の「妖怪男ウォッチ」と併せて読むと男と女の無間地獄を味わえる（味わいたくない）。

2017/05/15