出版社内容情報
洒脱な文章、洗練された会話、万華鏡のように混ざり合う虚構と現実……。六つの短篇と書下ろし二篇からなる、スタイリッシュな世界。
洒脱な文章、洗練された会話、万華鏡のように混ざり合う虚構と現実……。「文學界」に掲載された6つの短篇と、書下ろし2篇からなる、片岡義男のスタイリッシュな世界を堪能できる、魅惑の作品集。
内容説明
あの頃はもうないけれど、その続きを生きることはできる。対峙する男と女、息を飲む人生の瞬間、万華鏡のように混ざり合い、変化していく虚構と現実…。スタイリッシュな八つの短篇。
著者等紹介
片岡義男[カタオカヨシオ]
1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳をはじめる。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年発表した「スローなブギにしてくれ」で野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの作家活動のほか写真家としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
53
片岡さん、初読み。 タイトルが素敵・・・と思い読んでみましたが 本の魅力がよく分かりませんでした。私の読解力が乏しいのだと思います。2016/09/17
SOHSA
50
《図書館本》久し振りに片岡義男の小説に出会った。20代の頃は片岡小説にはまり角川文庫の赤背表紙を読みあさった。片岡小説の魅力は場の持つ乾いた感触と登場人物たちの独特の価値観と微妙な相互関係性にある。舞台は日本のある街でありながら見知らぬ外国の街角であるような非日常を感じさせる。本書は2014年から2015年にかけて発表された6つの短編と書下ろしの2編の小説からなっており、どの作品にも変わらぬ魅力が健在だ。どれも水が乾いた地面に吸い込まれるように読んだ端からすっと消える、その感覚がとても心地よい。(⇒)2019/05/25
青豆
19
登場人物たちの心理を説明せず、行動や会話のみで構成された片岡義男のスタイリッシュな世界を堪能できる魅惑の短編集。洗練された言葉で交わされる会話から浮かび上がってくる登場人物たちは、大人の魅力に溢れている。ワタシと友人が、どんなに言葉を選んで会話しても片岡作品の再現は不可能だ。だからこそ憧れて止まない。とりあえずチェリオの自動販売機を見つけたら、アイスクリームソーダを作ろう。2017/08/12
Saint Gabriel
11
作風に時代の流れを感じるものの、やはり私は憧れてしまう。非現実的だけどこれは仕方のない事だ。出て来る料理が実に美味そう。2016/09/30
MASA123
10
2016年の本。舞台は都会の喫茶店やバー。けっして、流行のカフェやファミレスや高級寿司屋ではない。筆者本人をおもわせる主人公と、多くても4人ほどの登場人物。昔なじみの知人、はじめて会う人と、いくつかのバリエーションがあって、会話文のおおい話は、どこへ向かっているのかなと?おもいつつ、収まるところへ、うまくおさまる。すべて、片岡義雄の世界だ。物語に登場する人物が女性であれば、当然ながら美人である。2026/01/29




