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エディー・ウォーズ

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163904313
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C0095

出版社内容情報

崩壊寸前までチームを追い込んだ指揮官の意図と選手・スタッフの複雑な思い。30人を超える関係者の証言により明らかになる新事実。

稀代の勝負師、エディー・ジョーンズは、グッドボスだったのか、バッドボスだったのか

2015年9月19日、英国の地で世界を驚かせた、ラグビー日本代表の大勝利。あの感動的なシーンを迎えるまでには、指揮官エディー・ジョーンズとチームの間に長い戦いがあった。選手やスタッフは肉体的にも精神的にも追い詰められ、極限に達していた。そこで生じたパワーが、あのワールドカップで強豪南アフリカを倒したのだ。ワールドカップ後、選手、関係者30名以上に取材をし明かされた真実は、日本ラグビー界に「成績」と共に残されるべき稀有な「プロセス」だ。ワールドカップは、エディーの戦いであり、エディーとの戦いだった。本書はその一部始終である。

内容説明

2015年9月19日英国の地で、日本代表は、日本のみならず世界のラグビー史に残る勝利をあげた。強豪南アフリカを接戦の末、制したのだ。あの試合最後のホイッスルが鳴るまでに、選手たちが過ごした時間は4年近く。それを率いたのは、稀代の勝負師、エディー・ジョーンズ。選手たちを徹底的に追い込み、人生最大の負荷をかけた。そこで生じた軋轢とこれまでにないパワー。その一部始終は、まさに奇なり―。W杯後の総力取材で明かされた、日本ラグビー史に刻まれるべき、指揮官とチームの壮絶な戦い。エディーはグッドボスだったのか、バッドボスだったのか―。

目次

第1章 エディー・ジョーンズ
第2章 マインド・ゲーム
第3章 スーパーラグビー・クライシス
第4章 ボーダーライン
第5章 カウントダウン
第6章 ゲーム・デイ
第7章 ドリームズ・カム・トゥルー
第8章 ラスト・デイズ
第9章 オン・ザ・ウェイ・ホーム

著者等紹介

生島淳[イクシマジュン]
1967年、宮城県気仙沼市生まれ。ノンフィクションライター。早稲田大学社会科学部卒業後、博報堂に入社。1999年に独立。メジャーリーグ、NBAなどのアメリカンスポーツ、ラグビー、水泳、陸上などを取材範囲とし、オリンピックは1996年のアトランタ大会から足を運ぶ。「スポーツ・グラフィック ナンバー」での執筆や、NHK、TBSラジオ等にも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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