三国志〈第12巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 401p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163824406
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

曹操の祖父は宦官だった――かつてない地点から始まった宮城谷版「三国志」。最終巻の今回は蜀の滅亡=三国時代の終焉が描かれます。

前代未聞の宮城谷「三国志」、堂々の完結!

曹操の祖父は宦官だった――かつてない地点から始まった宮城谷版「三国志」。最終巻の今回は蜀の滅亡=三国時代の終焉が描かれます。

内容説明

魏軍の快進撃に蜀は浮き足だつ。遂に皇帝の劉禅は、魏への降伏を決定する。呉も孫休の逝去で衰退が始まる―。宮城谷三国志、堂々の完結!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

68
宮城谷三国志もこれで終わりです。文藝春秋連載から読んでいたので、2度目ですが、まとめて読むほうが印象に残ります。宮城谷さんのは比較的歴史に沿っていてこの巻でも蜀の終わりで三国志終了という見方だと思います。普通は三国志といえば、劉備が出て諸葛孔明が死んで終わりですが、宮城谷さんのは最初は劉備出現以前から書き始めておられていて、長い物語を登場人物を公平に書いており楽しめました。再度読むことになるのでしょう。2015/06/04

キジネコ

63
楊 震の四知の教えで始まった三国志が12の巻数を数えて「完」を迎える本書にて「汝抜きの三知」で事足りると云う司馬昭の得悟で終わります。長い物語を俯瞰する幸福な日々の傍らには「権力の化身」人間界を攪拌する龍が常に居りました。権力の蠱毒を呷って尚、自尊を失わなかったのは、此の長大な物語の登場人物中、稀であったこと思うとき、人の営為などは回天の為の単なるエナジーに過ぎない…と。曹操の意思を継ぐ者が曹家ではなく司馬の家に育つことを皮肉というべきか?どうか?考えています。三巡目を16か月かけて読了、素直に嬉しい。2019/06/16

future4227

52
ついに最終巻。英雄、英傑と呼ばれるような魅力的な人物も底をつき、物語自体の魅力も若干の寂寥感を覚える。魏の司馬一族の強さは、一族みな優秀であること。代替わりしてもハズレがない。蜀は姜維の一人相撲が続く。呉は賢人や忠臣が殺されまくって、もうクズしか残っておらず、自滅の一途を辿る。この時期で魅力的なのは魏の陳泰、王基あたりか。今後の展開を予測する力、情勢の分析力、人物の性格や考えを把握する力が傑出している。現代でも必要な力と言える。最終的に凡人の劉禅が最も穏やかな生涯を遂げたというオチが無常観を表出している。2020/05/13

巨峰

42
宮城谷三国志驚嘆の最終巻。策を弄するものは、その策により滅び、武を誇るものはそれ故に凶刃を招き入れ、驕り高ぶるものは自らを失い滅ぶ。敵味方関係なく滅ぶべきものが滅んだ後に、三国の和平が成るのが凄まじい。宮城谷さんは、三国志を描き切られたと思います。その識見の高さゆえ歴史小説として空前絶後な三国志。読んでよかった。2013/09/14

キジネコ

33
巻、冒頭で魏の曹芳が無能者として廃代されます。曹芳は少年期聡明であったと再三記述されています。もし彼が拭い難い絶望に捉えられていたとすれば、司馬氏の支配下 飾り物の皇帝として生涯を閉じる約束の中で生きることに絶望していたとすれば 彼が取りえた生きるための手段とは何?早過ぎる退場は意図された開放か?魏に併呑された蜀の劉禅の感じた平穏は?鼎立の理想の維持のための椅子取りゲームの参加者たちが順に消えてゆきました。唯一残った椅子に座った司馬氏の心を満たしたモノは何だろうか?私達は未だに唯一の理想を手にしていない。2013/11/05

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