出版社内容情報
空き家の浴槽で発見された死体は両手首が切断され血溜まりに浸かっていた。凶悪な殺人事件に挑むのは孫の背におぶさったお婆ちゃん!
ある月曜日、西東京市の空き家になっているアパートの浴室で男性の死体が発見された。浴槽に座らされた死体は両手首が切断され、血溜まりに浸かった状態で遺棄されていた。死後一日程度が経過しているにもかかわらず血は凝固していない。検査の結果、抗凝固剤と水が混入されていたことが判明。さらに、失われた両手首のうち左手は列車のコンテナの中から、右手は大阪の空き家の壁の中から発見された。状況を調べると左手も右手も土曜日のうちにそれぞれの場所に置かれたとしか思えないのだが、死体の男性は日曜日に元気な姿を目撃されていた――。難事件に手を焼く刑事たちに、警察署の上層部が差し向けた助っ人は、なんと孫の背におぶさったお婆ちゃんだった!? トリックてんこ盛りの作風で「やりすぎミステリー」の異名を持つ本格ミステリー界の俊英が放つ渾身の一作。
内容説明
“やりすぎミステリー”の旗手が贈る、100パーセントの推理小説!“血の池”に浸かった死体には両手首がなかった。難事件に挑むのは、孫におんぶされたおばあちゃん!名刑事の未亡人・城沢薫の“位牌推理法”が炸裂する!?
著者等紹介
小島正樹[コジママサキ]
埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年、『十三回忌』(原書房)で単独デビューを果した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイ@2019.11.2~一時休止
Yuna Ioki☆
雪紫
あっちゃん
四弦桜